「取材レポ」チェ・ジウ 7年ぶりのスクリーン復帰作『ニューノーマル』初日舞台挨拶に登壇! 「本当におひさしぶりです」

Xに寄せられたファンからの質問にも答える時間が設けられた。役作りについての質問に、チェ・ジウは「私が演じたヒョンジュンというキャラクターをつくる上で、監督は1931年の古典映画『M』という作品を薦めてくださいました。その映画を見て、監督がヒョンジュンをどんな風につくりたいのかを理解することができました。映画の中に詳しい説明はないのですが、監督と一緒に想像しながら役作りをしていきました」と伝えた。


「チェ・ジウから見て、監督はどんな方なのか?」という質問に、彼女は「監督は本当にきめ細やかな方で、ディテールにこだわる方です。例えば、照明の明るさや家具の位置などを細かくチェックしていました。私にディレクションしてくれるときも、私が受け入れるのが難しいと思わないように、正確なディレクションをしてくださいました。例えば、『ここのシーンではこういう呼吸で、ここではこういう表情はどうかな』と私に聞いてくださって、そのおかげでとても演じやすかったです」と話した。
監督から見るチェ・ジウについて、監督は「チェ・ジウさんは成熟した素晴らしい俳優さんですが、いまでも新しい面を見せてくれますし、どこまでも可能性のある女優だと思います。人間性という点に関しても、トップ女優なのでオーラもカリスマ性もありますが、現場や日常ではすごく気さくな方です。チェ・ジウさんが現場にいると、私が何も言わなくても、スタッフは自ら動いてくれて撮影がうまく進むんです。だから大変な撮影がある日は冗談で『きょうはジウさんは来ないのかな…』と言ってました(笑)」と明かした。

最後にチェ・ジウは「きょうはみなさんにお会いできて嬉しかったです。これからももっと頻繁にお会いできるチャンスが増えたらと願っています。映画は怖くてゾクっとするようなシーンもありますが、楽しめるシーンも多いので、ぜひみなさん楽しみながらご覧ください。ありがとうございました」と語り、監督は「きょうはお越しくださりありがとうございます。チェ・ジウさんと、きょうはご一緒できなかったチェ・ミンホさん、イ・ユミさん、ピョ・ジフンさん、ハ・ダインさん、チョン・ドンウォンさんの演技が楽しめると思います。サスペンスもありながらエモーショナルな美しいところもありますので、心から思い切り楽しんでください。ありがとうございます」と伝えた。


取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

『ニューノーマル』 全国公開中
監督・脚本:チョン・ボムシク『コンジアム』/出演:チェ・ジウ「冬のソナタ」、イ・ユミ「イカゲーム」、チェ・ミンホ(SHINee)「ザ・ファビュラス」、ピョ・ジフン(Block B)「ホテル・デルーナ」、ハ・ダイン、チョン・ドンウォン
2023年/韓国/韓国語5.1ch/113分/原題:뉴 노멀(英題:NEW NORMAL)/字幕翻訳:根本理恵
提供:AMGエンタテインメント ストリームメディアコーポレーション/配給:AMGエンタテインメント
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2024.08.17