(オフィシャルレポ)
超満員となったぴあアリーナMMが、JAEJOONG(ジェジュン)の美しい映像で包み込まれ、デビュー20周年記念ツアー「2024 KIM JAE JOONG ASIA TOUR CONCERT “FLOWER GARDEN” in JAPAN」が幕を開ける。本ツアーは、デビュー20周年記念し韓国で発売したオリジナルフルアルバム『FLOWER GARDEN』を冠したライブツアーで、7月20日の韓国・ソウル公演を皮切りに、横浜、タイ、神戸、香港、ベトナム、台湾、マカオで開催。本公演は2公演目となり日本では初開催となる。
ステージ中央からリフトアップされたJAEJOONGは、フルバンドが奏でる「Good News」のダンサブルなリズムとともに、会場の熱気を感じながら颯爽と登場。
『FLOWER GARDEN』収録曲を披露したあと、観客にあいさつをはじめるJAEJOONG。
「新曲が多いから耳なじみがないかもしれないけど、初めて聴く人にも乗りやすいようにアレンジをしてきましたので、楽しんでもらえればと思います」と、初めて来場した方にも配慮を忘れない優しさを見せる。
その後、赤いジャケットを羽織ってロックを全面に感じる「Devotion」を披露。力強いロング・ハイトーンを聴かせ、観客を魅了。
続いてMIYAVIとのコラボ楽曲「Dopamine」。JAEJOONGの熱量の高いハイトーンボイスが会場に響き渡り、ギタリストとベーシストと共にパッションのこもったパフォーマンスを魅せた。
ロックパートの後は「Summer J」のイントロが流れ始める。会場全体がクラップを始めると、高揚したJAEJOONGはメインステージとセンターステージを行き来しながら観客を煽りに煽り、会場の8500人が応じる。「J! J! J! J!」のときには指で「J」のポーズを作り、JAEJOONGとのコール&レスポンスをクレイジーに繰り広げ、ファンのボルテージは最高潮のまま、MCへ。
「昨日は『GLAMOROUS SKY』を歌ったんですが、中島美嘉さんが来ていたので、とても緊張しました」とJAEJOONG。過去のコラボレーションの話や、HYDEとのライブ共演など、思い出話に花を咲かせる。
HYDEの話が出たところで、HYDEプロデュースの楽曲「BREAKING DAWN」が始まり、熱気をそのままに、アルバム『FLOWER GARDEN』のリード曲「Glorious Day」を観客と共に大合唱。ファンと織りなす美しいハーモニーが横浜にこだまし、20周年を記念するツアーのハイライトとなった。
(2ページに続く)