8月25日まで芸術の殿堂CJトウォル劇場で公演される「4月は君の嘘」は、純粋な感性を目覚めさせる希望に満ちた感動的な話を繰り広げて観客の涙を刺激している。ホンギは有馬公生の感情の変化を引き立たせるしっかりとした演技力と深く訴える歌声が魅力の歌唱力で、劇をさらに響かせている。
ホンギは「ファンが私がこんなにか弱いキャラクターを演じるとは思わなかったと驚いた。そんな反応を見ると、私が意図した通りに公生をうまく表現できたんだと思えて満足だ」と話した。続いてホンギは、作品の中核的なメッセージを「あがき」としながら「夢と幸せを求めて走って行く若者たちの話で観客の方々に大きな慰労と希望を与えてほしかった」と話した。
バンド「FTISLAND」のボーカリストとして一般大衆にお馴染みのホンギは、2002年に歌手ではなく子役俳優として活動の第一歩を踏み出した。2007年、「FTISLAND」のメンバーとしてデビューした後も継続して演技活動を並行し、ミュージカル界でも2009年に足を踏み入れた。ミュージカル出演作では「真夏の夜の夢」、「ヴァンパイア」、「あの日々」、「愛してました」、「帰還:あの日の約束」、「1976ハーラン・カウンティ」、「ジャック・ザ・リッパー」、「マタ・ハリ」などがある。
ホンギは「演技と歌を一緒にできるジャンルだから好きにならない理由がなかった」として、ミュージカル入門当時を回想した。いつのまにか15年のキャリアを誇るミュージカル俳優として定着したが、ホンギは依然として初心者の心で演技に取り組んでいる。「バンド活動と並行するので、年数に比べて出演作品数が少ない点が残念だ。今後、より多様な作品に出演して成熟した俳優になりたいし、『イ・ホンギが出る作品はぜひ見なければならない』と言われたたい。」
ホンギは10日に発売した「FTISLAND」ニューアルバム「Serious」でも一般大衆と会っている。コンサートやフェスティバルのスケジュールも続き、デビュー後最も忙しい日々を過ごしている。ホンギは「当初から2024年は『忙しく暮らそう』と決心して始めた年」と話した。続いて「『4月は君の嘘』は『FTISLAND』としてもあがき時期に出会った作品なので、ストーリーがもっと実感がわく」として「今後も歌手として、ミュージカル俳優として多くのステージに立って、これまで愛してくださった方々を訪ねるつもり」と約束した。