原作の見ごたえのあるストーリーは、2015年にテレビアニメとしての放送に続き、2016年の映画公開につながり、昨年5月に日本でミュージカルとして東京で公開された。
韓国ではチュ・ジョンファ演出家とイ・ボムジェ音楽監督が参加して「ノンレプリカ（原作のシナリオと音楽をもとに舞台演出などを現地化する制作方式）」で制作される。チュ・ジョンファ演出家の繊細な演出と感覚的な音楽世界を構築してきたピアニスト兼作曲家イ・ボムジェ音楽監督の美しい旋律がひとつになって完ぺきな作品として観客の前に姿を見せる計画だ。

ピアノの神童だったが、母の死のトラウマによってピアノを弾けなくなったが、宮園かをりに会って再び音楽の世界に戻る有馬公生役にイ・ホンギ（FTISLAND）、ユン・ソホ、キム・ヒジェが引き受けた。自由な魂を持つ天才ヴァイオリニストで、音楽をあきらめた有馬公正を再び音楽の世界に呼び戻す宮園かをり役のイ・ボムソリ、ケイ、チョン・ジソをはじめ、渡亮太役のイ・ジェジン（FTISLAND）、キム・ジヌク、チョ・ファンジ、澤部椿役のパク・シイン、ファン・ウリムら個性あふれる俳優たちが多彩な演技とステージを提供する。
一方、ミュージカル「4月は君の嘘」は6月28日の開幕公演を皮切りに、8月25日までソウル芸術の殿堂CJトウォル劇場で公演される。