韓国検察、飲酒運転でひき逃げし被害者を死亡させたDJイェソンに懲役15年を求刑
韓国検察が、飲酒死亡事故を起こしたDJイェソンに懲役15年を求刑した。
11日、ソウル中央地裁刑事25単独は、特定犯罪加重処罰法上の危険運転致死などの容疑で裁判に付されたDJイェソンの結審公判を開いた。
同日検察は、DJイェソンに懲役15年を求刑した。検察は、「生命を侵奪する結果が発生したにもかかわらず、被害者に責任を転嫁するなど罪質が非常に重く、非難の可能性が高い」とし、被害者の深刻な苦痛を考え、懲役15年の宣告に車の没収を要請した。
これに対してDJイェソンは、最後の陳述で、「当時、公演日程がない時期なので生活に支障をきたした」とし、「生計維持のために参加した場で酒を断ることができず、決してしてはならないことをした」と、反省の意を見せた。
DJイェソンは、度重なる反省の意を見せ、弁護人側もまた公訴事実を認め、「被害者がウィンカーをつけたら事故を未然に防止できただろう」と善処を訴えた。
これに先立ち、2月3日午前4時30分ごろ、ソウル・カンナム(江南)区ノンヒョン(論峴)洞でDJイェソンは、飲酒ひき逃げ事件を起こした。DJイェソンは、ベンツを運転していたところ、オートバイの配達員をはね、配達員はその場で亡くなった。DJイェソンは、センターラインをオーバーし、他の車両にぶつかり逃走して摘発された。
当時、DJイェソンの血中アルコール濃度は、免許取り消しレベルであり、事故直後に被害者を救助措置するよりは、愛犬を抱いてじっとしており、非難を浴びた。DJイェソンは被害者をはねたという事実さえ認知できなかったと弁明し、大衆は憤った。
一方、DJイェソンはの1審判決期日は、来月9日に開かれる。
WOW!Korea提供