「ワンダーランド」で女優タン・ウェイが劇中で実際に会って最も多く呼吸を合わせた特別出演のコン・ユに対する友情と愛情をたっぷり表現した。また「ワンダーランド」でメロのようでもあり、好感のようでもある微妙な関係を見せたコン・ユとの劇中での関係に対する物足りなさを示し、後日メロでしっかりと出会う日に対して期待を見せた。
5日に公開予定の「ワンダーランド」は、死者を人工知能で復元するビデオ通話サービス「ワンダーランド」を通じて愛する人と再会するという話を描く。
タン・ウェイは「ワンダーランド」で幼い娘のために「ワンダーランド」サービスを自ら依頼した母親のヴァイリー役を引き受け、人工知能で復元された人物の複雑な心境を繊細に表現した。
「ワンダーランド」で最も多くの話題を集めた見どころのひとつは、俳優コン・ユの特別出演だ。コン・ユは「ワンダーランド」でAIソンジュン役を引き受けて特別出演だが強烈な存在感を与えた。AIソンジュンはAIの世界を歩き回り、劇中のAIの状態を観察して点検し、異常が感知されるとこれをシニアプランナーのヘリ(チョン・ユミ)に伝える中継者のような人物だ。劇中、ヴァイリーの娘が母親に会いに行くと言っていなくなると、混乱に陥ったヴァイリーの状態を綿密に好感を持って観察し、彼女の立場に共感する人間的な姿を持っている。
これに「ワンダーランド」を見た観客の間ではAIソンジュンとAIヴァイリーの間に微妙なメロの雰囲気が感知されるという反応を見せたりもした。これに対してタン・ウェイは「私もふたりがどうなるのか気になって監督に『ふたりがどうなるのか』と尋ねたが、きちんとした答えは返ってこなかった」として「私もこの映画を観客の立場から見ると、ふたりの今後の関係の発展が楽しみで残念だった点がある」と打ち明けた。
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