「単独インタビュー」元「B.I.G」メンバーのジェイフンとジンソクが所属する「New And B」、来日イベントや今後の目標について語る

(左から)Joyjun(ジョ・イジュン)、JINSEOK(ジンソク)、J-HOON(ジェイフン)


元「B.I.G」出身のJ-HOON(ジェイフン)、JINSEOK(ジンソク)に、新メンバーであるJoyjun(ジョ・イジュン)が加わった3人組ボーイズグループ「New And B」が約3か月ぶりに来日し、2つのイベントを開催している。そんな彼らに来日イベントや今後の目標などについて語ってもらった。

Q. まず「New And B」というグループの紹介をお願いします。

J-HOON:元々「New And B」は、既存の「B.I.G」というグループのメンバーたちの一員と新しいメンバーのJoyjunが合流して、新しい感じの「B.I.G」だという意味を持って始めました。既存の「B.I.G」の魅力と新しい僕たちだけの魅力を加えて、新しい姿をミックスして良い形でファンの皆さんにお見せしようという抱負を持っています。

Q .新曲の発売予定だと聞きましたが、新曲について少し公開していただける部分はありますか?

J-HOON:実は「New And B」初のデジタルシングルアルバムです。韓国語バージョンでレコーディングを終えて、珍しくアラビア語バージョンでもレコーディングして発売します。後には日本語バージョンもレコーディングしてみたいと思います。この曲の振り付けもメンバーたちが作りました。近日中ミュージックビデオを撮影する予定なので、たくさん期待してください。サウンドの雰囲気は全体的に明るく爽やかです。既存の「Flashback」のような感じだと言えます。

JINSEOK:メンバー全員が作詞に参加しました。参加はしましたが、J-HOON兄さんと僕が書いた歌詞は、入らなかったです(涙)。代わりにJoyjun兄さんが書いた歌詞がたくさん入っています。この曲を作ってくださった作曲家の方が、 僕たちについてたくさん知っている方なので、僕たちに似合う曲を上手く作ってくれました。ぜひ期待してくださればありがたいです。

(左から)Joyjun(ジョ・イジュン)、JINSEOK(ジンソク)、J-HOON(ジェイフン)

Q. 今回の来日イベントは、ライブとフリーイベントで構成されていますが、今回のステージのために特別に準備したものはありますか?フリーイベントでは見られないライブだけの魅力も教えてください!

Joyjun:今回のフリーイベントでは見られないライブだけの魅力は、初めてJINSEOKと準備したデュエット曲だと思います。僕がラッパーのポジションなので、ボーカルとラッパーが一緒にデュエットをするということが、ファンの皆さんの期待を満たすことができるのではないかと思います。

JINSEOK:元々はJ-HOON兄さんとは一緒にバラード曲でデュエットをたくさん準備してきましたが、今回初めてJoyjun兄さんと一緒にデュエット曲を準備しました。そして、「New And B」の魅力とも言えますが、トークタイムがとても面白いです。僕たちのライブイベントはステージも素敵ですが、面白いトークタイムを見ることができるというのが魅力だと思います。ぜひ僕たちの公演を見に来て、直接楽しむことをオススメします!

J-HOON

Q.「New And B」というグループは、「B.I.G」の時から長い時間を共にしていらっしゃいますが、引き続き絆を深めることができる理由は何でしょうか?

J-HOON:元々、僕が軍隊にいるゴンミンというメンバーと一緒にやってきて、そこにJINSEOK、そしてJoyjunが新しく合流することになりました。この4人がずっと一緒にできるためには「アイドル」という職業に対する情熱、もっとステージをやりたいという意志があってこそ続けられると思います。それをメンバーたちが持っていて、みんなこのチームをずっと維持させて、より良い目標を持って作り出したいという欲が大きいと思います。今回、日本で無料イベントがある理由は僕たちが新しいファンの方々ともっとたくさんお会いしたかったし、 もっと上に向かって上がりたいという情熱があったからです。メンバーがみんな仲良しだから、今までも続けてこられて、これからも続けられるのではないかと思います。

JINSEOK:実際にメンバーは本当に仲が良いです!僕たちはいつも一緒に行動して、休みの日にもみんなで集まって遊んだりします。一緒にいる時間がステージをする時以外にも多い気がします。

J-HOON:もう会いたくないのに~(冗談)

Joyjun:仕事がない時、韓国で休みの日もいつも集まって、特にすることなく一緒にご飯を食べたり、コーヒーを飲んだりしながら話をしたり、誰かの家に遊びに行ってみんなで泊まったりするぐらい仲が良いです。

J-HOON / JINSEOK:もう会うのやめないと(笑)

JINSEOK(中央)

Q. 新メンバーのJoyjunさんとは最初、どうやって親しくなりましたか?

Joyjun:僕がオーディションに受かって初めてアイドルの夢を持ってソウルに上京した時、その初めての会社で練習生をしながら出会ったのがJ-HOON兄さんでした。

J-HOON:JINSEOK、ゴンミンよりもっと先に知り合いました。

Joyjun:初めて会ったその時から仲良くなって、一緒にお互いの部屋で泊まったりもしましたし、お互いについてたくさん知るようになったので、今まで仲が維持されていると思います。

JINSEOK:僕はJoyjun兄さんが合流した後から仲良くなりました。でも実は、第一印象は良くなかったんです(笑)。笑わないと怖い感じだったので。でも、一緒に過ごすうちにとても温かい人だということを知って、誰よりも心が引かれました。知り合った期間に比べて、すごく早く仲良くなったと思います。僕とJoyjun兄さんは性格が似ています。

Joyjun

Q. 日本との文化や言語の違いで経験した記憶に残るエピソードがありますか?韓国と違って不思議だと思ったことや真似してみたい文化的習慣などがあれば教えてください。

J-HOON:(質問を聞くや否や)JINSEOKはとても悪い男です(笑)。JINSEOKが公演のために初めて日本にきた時、日本語がよく分からないので、僕がファンの方々に言えそうな言葉をいくつか教えてあげました。「かわいい」と「きれい」この2つの言葉だったんですけど。それをジンソクが間違って覚えて「○○ちゃん、キライです」と言ってしまったんです。「キライ」と「きれい」の発音が韓国人にとっては似ているから間違えたようです。それを僕がそばで聞いて、“あっ!大変だ!!”と思って慌てて、ファンの皆さんに「ちょっと待ってね!」と言って、急いで訂正してあげました。「キライです」じゃなくて「きれいです」って。本当にビックリしました!

Joyjun:僕は文化的に不思議だと思ったことを話したいと思います。僕はこの前の日本での公演で日本に初めて来たんですが、未だに慣れないのが通行方向です。車も反対で歩く方向も反対ですよね。

J-HOON:それは僕も日本を行ったり来たり8年もしているのに、未だに慣れない部分です。この前、信号のないところで左側を見て車が来ないよねと思って渡ろうとしたら、右側から突然車が走ってきて危なかったことがあります。通行が反対なので、人とぶつかってしまったり、間違ったところに立っていたこともあります。特に、エスカレーターで右側に立っているのに、他の人が歩いてくるのを見て、「あっ!間違って立っていたんだ」と気付いて左側に寄ったりしました。

JINSEOK:僕はお箸ですかね。日本だとスプーンよりもお箸をたくさん使うじゃないですか。そして器を持って食べるじゃないですか。日本では器を持って食べるのが礼儀なんですが、逆に韓国はそれが失礼な行動です。何も考えずに日本から韓国に帰国したとき、韓国なのに無意識で器を持って食べてしまい、人に怒られたことがあります。

(2ページに続く)

2024.05.30