「イベントレポ」映画『貴公子』 キム・ソンホのサプライズ登壇で約600人が大熱狂! 日本で初の舞台挨拶に感無量のキム・ソンホ 「この瞬間は感動で忘れられない時間」さらに、キム・ソンホが着用した劇中衣装展の開催も決定!

( キム・ソンホ主演 映画『貴公子』ジャパンプレミアオフィシャルレポート )
『THE WITCH/魔女』シリーズのパク・フンジョン監督&製作チームが贈る韓国アクションノワールの新たな傑作『貴公子』が4月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開が決定!

 『オールド・ボーイ』、『チェイサー』、『ハント』など次々と傑作を放つ韓国映画界から新たなアクションノワールが登場。一瞬も見逃せないアクションで観客を釘付けにするのは『新しき世界』『THE WITCH /魔女』が絶賛を集め、韓国ノワール界の巨匠と言われるパク・フンジョン監督。本作でも銃撃戦、接近格闘、カーチェイスだけでなく、登場人物たちの息詰まる攻防を熾烈なタッチでスクリーンに刻みつける。主演にはドラマ「海街チャチャチャ」で大ブレイクを果たしたキム・ソンホが映画初出演にして初主演を務め、周囲を華麗に翻弄する魅惑的かつユーモラスな“貴公子”を熱演する。


本日4月8日(月)、舞台挨拶つきジャパンプレミアを開催&キム・ソンホがサプライズ登壇!
いよいよ4月12日(金)より全国公開を目前に迎える映画『貴公子』。MCより本作の主人公“貴公子”を演じたキム・ソンホがサプライズゲストとして呼び込まれると、会場は一気に熱狂ムードに!ファンの拍手と大歓声に迎えられて登壇したキム・ソンホは「貴公子役を演じました俳優のキム・ソンホです。お会いできて嬉しいです」と満面の笑みを浮かべて挨拶。約1年ぶりの来日となったが「こうしてファンのみなさんにお会いできているこの時間が本当に楽しく幸せです。しかも、映画を通じてみなさんにお会いすることができて、この瞬間は感動でもあり、忘れられない時間になりそうです」とファンとの再会を喜んだ。
 
本作でスクリーンデビューにして映画初主演を務めたが、“映画の舞台挨拶”という形で日本のファンと触れ合うのも初めてのこと。「こうした経験が多くないので、実はすごく緊張しています。みなさんの歓声と応援の声を聞いたことで、息ができているような心地です。ここに入ってくる前は、息ができずにいるような感じでした(苦笑)」と語り、改めて客席から拍手と歓声がわき起こると日本語で「ありがとうございます(笑)」と笑みを浮かべた。
 自身が演じた“貴公子”は、カン・テジュが演じるマルコの前に突如現れる謎めいた男。役作りに関して「この役を演じることが決まって、パク・フンジョン監督とたくさん会話をして、キャラクターに関しての疑問をぶつけ続けました。『なぜマルコを追い続けるのか?』、『なぜこんな事件を起こすのか?』、『なぜずっと笑っているのか…?』――参考となる作品を観ながら、会話を重ねて作り上げていきました」と振り返る。
 
特に、貴公子が走るシーンに関して、MCから「まるでアーノルド・シュワルツェネッガーのようでした」との指摘が入ると、ソンホさんは「アハハハ」と笑いながら「(そうなったのは)本当にたまたまで、実際に走ってみて、なんとなく走り続けていくうちに、そちらのほうに寄っていった感じで、パク・フンジョン監督からも『ターミネーターみたいだね』と言われました(笑)、それからはより具体的にそちらに近づいていった気がします」と明かした。
 
共演陣に話が及ぶと「マルコ役のカン・テジュさんは、新人ですが天性のまなざしを持っている俳優さんです。まなざしでその人物がどんな事情や背景を抱えているのかを説得できるのが良い俳優だと私は思いますが、カン・テジュさんはまさにそんな俳優さんです」と語り、さらに御曹司のハン理事を演じたベテラン俳優のキム・ガンウについては「パク・フンジョン監督からも『キム・ガンウの再発見だ!』と言われるくらい、見事な演技力で役を演じられていました。いつも撮影が終わると、その日のうちに編集した映像をみんなで見ていたんですが、非常に具体的で優れた演技を見せてくださって、私たち俳優陣はみんな『こんな俳優になりたい』という思いで、キム・ガンウさんの演技を目に焼き付けていました。ロールモデルといえる先輩です」と称える。

さらに、謎めいた女性弁護士・ユンジュを演じたコ・アラについても「本当に見事に役柄を表現していました。台本の隙間がなくなるほどびっしりと書き込んで、事前に準備をしており、そんな彼女の姿を見ていて、私のほうが年上ですが『彼女の努力を見習いたい』、『学びたい』と思わせてくれる同僚俳優でした」と称賛を口にしていた。

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2024.04.08