「バラコラ」俳優キム・スヒョン、「ユ・クイズ」で大ヒット作の裏話を披露! ユ・ジェソクの無茶ぶりにも笑顔で対応!

そんな「涙の女王」ではパク・ジウンからコメディ演技を注文されたキム・スヒョン。撮影をしながら、「星から来たあなた」のチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)のようなコミカルな演技をしなければならない部分が多いので、改めてチョン・ジヒョンは難しいことをしていたのだと痛感したし、「その道の専門家」とチョン・ジヒョンの偉大さも語っていた。

また、「プロデューサー」では「KBS演技大賞」の大賞を最年少で受賞。ところが、20代中盤の当時は楽しむどころか、壁にぶち当たっていたというキム・スヒョン。(役で)人を笑わせたり、泣かせたりするのはいいが、そしたら“僕という人間は必要ないのか?”と思ったし、「もっと上手く、完璧にやらなければいけない」「一つでも事件、事故を起こしてはいけない」と思い、誰も押していないのに、背中を押されているような感じだったという。

それで遅くなったが、入隊したら、そういう気持ち、考えを整理することができて、物理的、肉体的に健康になったし、風邪も引かなくなったのだとか。兵役はキム・スヒョンにとって、ある意味転換期になったということだ。

そして、あるとき映画「シークレット・ミッション」を観たという軍隊の幹部に「まんまお前だね」と言われ、キャラクターを研究し、作り込んだので悔しかったけれど、「プロデューサー」を観たという人からも「あれは完全にお前だね」と言われ、そういうことを何度か言われているうちに、「自分とキャラクターを区別する必要がない」と思い、それから悩む必要のない悩みがなくなっていったと明かした。

ほかにも、内向的なキム・スヒョンが俳優になったいきさつや、中央大学演劇映画学科に3浪してまで行きたかった理由、学生時代、男らしい名前に憧れ、自分で“キム・スマン”というニックネームをつけたことなど、さまざまなエピソードを披露。

さらにトークだけでなく、キム・スヒョンのサービス精神旺盛な一面も見られた。ユ・ジェソクの無茶ぶりにも笑顔で応じ、「太陽を抱く月」の好きだったセリフを再現したり、ヨーデルソングを披露したり。

ヨーデルソングは、映画「サイボーグでも大丈夫」でRain(ピ)が歌っていたシーンが印象的で、自分もやってみたいと見よう見まねでやってみたらできたそうで、ファンミーティングでも披露したことがある持ち芸だ。

「星から来たあなた」のときは(数え年)26歳だったキム・スヒョンも現在37歳。ユ・ジェソクに「年をとらないね?」と感心されると、「一つ一つ切り取って見たら、そうでもないですよ(笑)」と答えるなど、お茶目な姿も見せ、番組を通して、キム・スヒョンの素の魅力がたっぷりだった。

キム・スヒョンの「ユ・クイズ」出演効果があったかどうかは分からないが、初回(3月9日)視聴率5.9%でスタートした「涙の女王」は、「ユ・クイズ」放送後の第3話(3月16日)は9.6%、第4話(3月17日)は13.0%(ニールセンコリア調べ、全国基準)と急上昇。勢いに乗った感があり、旋風を巻き起こしそうな予感だ。

 

WOW!Korea提供

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2024.03.20