キム・ドクヨン監督は「建国戦争」を製作した理由として、「『独裁者』『不正選挙の主役』のような歪んだ汚名が晴らされればいいと願う気持ちでこの映画を作った」と作品の主旨を明らかにしたことがある。
政界も「建国戦争」の観覧を促して力を加えている。“国民の力”第22代総選挙のキョンギド(京畿道)コヤン(高陽)予備候補のキム・ジョンヒョク元緊急対策委員は去る4日、フェイスブックで党員45人と共にこの映画を観覧したことを明らかにした。キム元委員は、映画館のどこにも「建国戦争」のポスターがなく、ポータルサイトにも映画を紹介するポスターイメージすらアップされていなかった点を批判したりもした。
実際ポータルサイトNAVERには映画「建国戦争」に関する情報や紹介はされているが、通常、映画を紹介する時に表示されているポスターイメージが「建国戦争」の欄にはない状態だ。彼は「イ・スンマン元大統領に対する評価は自由だが、あまりにも不公平じゃないか。建国の大統領の記念館や銅像ひとつないのはさておき、功罪を冷静かつ明確に評価しようというドキュメンタリー映画すらこんなふうに冷遇するのか。いったい誰がそんな指示をしたのだろう」と吐露した。
映画「建国戦争」は去る1日に公開された。
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