韓国俳優たちのハリウッド進出ラッシュが続いている。歌手出身の女優キム・ユンジ(NSユンジ)をはじめとしてキム・テヒ、パク・ヘス、イ・サンヒ、ソン・ジョンハクなどが続けてハリウッド映画とシリーズ物にキャスティングされたという知らせが伝えられている。
キム・テヒとパク・ヘスは、Amazon Prime Video新シリーズの「Butterfly」への出演を確定させたと公式発表された。同名のグラフィックノベルを原作にした「Butterfly」は、ベールに包まれた元アメリカ情報要員のデイビット・ジョンの物語を描いた作品だ。この作品は韓国系アメリカ俳優のダニエル・デ・キムが主演と制作を同時に担う。特別出演者として名前を乗せたキム・テヒとパク・ヘスは、流ちょうな英語実力を前に押し出し、アメリカ現地の視聴者を攻略する予定だ。
イ・サンヒは、Netflixオリジナルシリーズ「ザ・リクルート」シーズン2にキャスティングされた。「ザ・リクルート」は危険なスパイの世界に巻き込まれたCIA新米弁護士の物語を描いた作品だ。イ・サンヒは韓国情報院要員のチャン・ギュン(ユ・テオ)の妻ナンヒ役を担う。「ザ・リクルート」シーズン2は、イ・サンヒ以外にもキム・ヨンア、シン・ドヒョンがキャスティングされている。
中堅俳優ソン・ジョンハクは、アクションノワール映画「24-Hour Sonata」でハリウッドに進出する。ハリウッドで50代の韓国俳優の主演・助演級のキャスティングは異例的だ。ソン・ジョンハクは韓国組織のボスであり、全世界の犯罪組織と巨大なネットワークを形成している人物として出演する。演出を担うルバ・レオ監督は「複数の韓国作品を通じて、彼の演技に注目し、実際に合って彼の姿から私が探していた俳優であることを確信した」とキャスティング理由を明らかにし、注目を集めた。
これ以外にも歌手から俳優へと転身したキム・ユンジが、先月12日に公開されたNetflix映画「リフト」でハリウッドデビューした。「リフト」は、高価な美術品を盗むグローバル強盗団がテロリストの攻撃を防ごうとインターポールと協力し航空機空中拉致作戦を起こすアクション娯楽物だ。天才ハッカーの役を担ったキム・ユンジは流ちょうな英語で演技をし、協力な存在感を見せた。成績も順調だ。「リフト」は公開以降3週連続でNetflix映画部門1位(府リックスパトロール基準)を獲得した。
エンターテインメント業界の関係者は、「Netflix『イカゲーム』、映画「パラサイト」の成功以降、グローバル市場で韓国俳優たちが注目を受けている」とし、「K-コンテンツ熱風に乗り、スター性と演技力を兼ね備えた韓国俳優たちの進出がより増えるだろう」と展望を伝えた。
WOW!Korea提供