一時、同じ船に乗ったが、別れることになった。所属事務所とアーティスト間の精算金紛争が起きている。
30日、活動名「DPR LIVE」で知られたラッパーのホン・ダビンが前所属事務所との法的紛争を知らせた。彼が移籍した新規レーベル「CTYL」によると、ホン・ダビンは前日、前所属事務所である株式会社Dream Perfect Regime、前代表A氏および株式会社Regime Internationalを「不幸性収益配分」、「精算金および精算資料未支給」、「ワールドツアー出演料および精算資料未支給」などの理由で告訴した。
2022年10月までRegime Internationalに在籍していたホン・ダビンは、不公正な専属契約で精算金がまともに支給されなかったと主張した。しかし、所属事務所の立場は違った。Regime Internationalは「2022年9月まで、公正で透明な手続きを通じてA氏に毎月収益配分を進めた」とし、「A氏がRegimeから受け取った精算金は他メンバーと配分する過程は徹底的にメンバー間の私的論議を基になされた」と主張した。
それと共に「2022年のワールドツアーと関連し、Regimeはホン・ダビン氏側に透明で正確な精算を進め、CTYLの要請により関連資料一切をすでに数回提供した。これに対する証明は司法機関で明白に明らかにする予定」と付け加えた。
イ・ギョンギュ、チャン・ドヨン、チャン・ドンミンもまた億台の出演料の未支給被害に遭った。代表B氏が運営していた芸能事務所所属の芸能人だった彼らは、141億ウォン(約14億1,000万円)相当の資金が親会社に使われたため、出演料を受け取ることができなかった。これに対して検察は、B氏を特定経済犯罪法違反(横領)の疑いで起訴し、裁判部はB氏に懲役3年に執行猶予4年を言い渡した。しかしB氏は横領容疑に反論し、上訴を提起した。B氏の芸能事務所は現在廃業した状態。
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