韓ドラ『天国の階段』が無料放送Jテレで一挙オンエア!沼落ちした保田圭が名場面を語る 「涙の沼にハマります!」【PR】


日本では2004年に放映され、多くの人の涙腺を崩壊させてきた韓流ドラマ不朽の名作『天国の階段』。無料放送 Jテレでは12月25(月)〜31日(日)の1週間、その全22話を一挙放送します!そこで今回は、自身も韓流ドラマのファンで、『天国の階段』に沼落ちしたというタレントの保田圭さんにその見どころを語っていただきました。

『天国の階段』とは

生まれる前から運命的な縁で結ばれていたソンジュ(クォン・サンウ)とチョンソ(チェ・ジウ)。画家であるソンジュの母と建築家であるチョンソの父は、幼い頃から家ぐるみの付き合いで兄弟のように育った。やがて二人は成長し、再会を約束して別れる。しかしその8年後、記憶を失ったチョンソは死んだことにされ、別人・チスとして生きていた。ソンジュは、チョンソの面影を追ってチスに近づくが…。愛し合う二人の関係に、チョンソを愛するテファ(シン・ヒョンジュン)やソンジュを愛するユリ(キム・テヒ)の思惑が絡み合い、それぞれの運命が大きく動いていく。

「これだけ愛されたら嬉しいだろうな」と思えるほどの純愛

保田:韓流ドラマは「キュンとしたいな」と思って見始めたんですが、『天国の階段』はまさにそんなドラマでした。最初から最後まで、ソンジュからの愛情表現がストレートで、女性なら一度は妄想したことがあるようなデートが、何度もある。例えば、シンデレラ姿で遊園地に連れて行かれたり、絵画をプレゼントされたり。そんな王子様的な役を、すらっとこなすクォン・サンウさんもすごいですが、主役二人とも姿が美しいので、そういうデートも違和感なくすっと感情移入できるんですよね。

そして、美しいといえばなんといっても主役二人の涙。チェ・ジウさんの涙は本当に美しい。チョンソって、泣き顔がすごく大事な役だと思うんです。不幸な境遇の主人公なので、演技によっては観ているほうが辛くなりすぎてしまうというか。そこを、役柄に感情移入させながら、苦しさと美しさの両方を訴えかけてくるチェ・ジウさんは、本当にすごいと思います。一方のクォン・サンウさんの男泣きも素晴らしい。思うようにいかないしんどさ、チョンソを思って流す優しい涙など、表情豊かな涙にも注目してほしいです。

いろいろな愛の形を知る。個性あふれる脇役たちの魅力

保田:『天国の階段』は、ずーっと「ここまで脇役に感情移入できるの、すごいな〜!」って感じながら観ていました。そうやって考えていると観終わったときに「いろいろな愛の形がある」っていうことに気づくんですよ。主役の二人の愛だけじゃない。登場人物がそれぞれに想いがあって、幸せを求めている。だけど、みんな少しずつ不器用なんですよね。どの役も魅力的で、しかもどの立場になって考えても切ないというのが、『天国の階段』が長く愛される魅力の一つなのかなって。

とくに好きだったのは、チョンソの継母でミラという女性。すごく頭のキレる役なんですが、私が観た韓流ドラマ史上最悪の母親です(笑)。自分の幸せのために子供を利用してしまう、気持ちいいぐらいの悪役なんですが、でもそれがあるからこそチョンソとソンジュの純愛も際立つと思うんですよね。脇役だと思う登場人物でも、途中の何気ないシーンが、後半で重要な意味を持っていたりもするので、「あれはそういう意味だったんだ!」と気づくたびに、また『天国の階段』の世界にハマっていってたと思います。

保田圭
千葉県富津市出身。富津市観光大使。1998年モーニング娘。の2期メンバーとしてデビュー。グループを卒業後は、音楽、舞台、ドラマ、バラエティ番組などで幅広く活動。2013年にイタリア料理研究家の小崎陽一さんと結婚。2018年第一子出産。現在は、家事育児と両立しながら、ラジオやバラエティ番組を中心に多数出演中。

取材・文:郡司しう

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2023.12.22