「イベントレポ」ウクライナのアニメーション映画 『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』吹替を務める髙塚大夢(INI)、井上裕介(NON STYLE)が登壇! INI髙塚が、プロポーズのセリフを公開アフレコ! 大ヒット御礼舞台挨拶オフィシャルレポート

まずは舞台挨拶の司会を務める伊藤さとりが「本作の大ヒットおめでとうございます」とお二人に声をかけると、観客席からも「おめでとう!」と声が上がり、祝福ムードに包まれて舞台挨拶が幕を開けた。髙塚は9月に実施した完成披露上映会ぶりの登壇に、「今日は、こうしてまた皆さんにお会いすることができて本当に嬉しいです」と喜びのコメント。井上は、他の声優陣が本日登壇できなかったことを嘆きつつも、髙塚のファンからの温かい拍手に「拍手に気持ちがこもってないですけれども、(本日は)頑張ります。よろしくお願いします!」と早速笑いを交えて挨拶した。

現在、大人から子供まで幅広い世代の人々に楽しまれており、SNSでもたくさんの感想が上がっている本作。ご自身の周りの方から映画の感想などを伝えられる機会があったかという質問に、髙塚は、「家族だったり、友達からも映画を観たという連絡をいただいたりだとか。また、INIのメンバーも時間のない中観てくれたりして、本当に嬉しいですね」とコメント。さらに、INIのメンバーから「普段は(髙塚が)近くにいるからこそ、声優をしている時の声の印象がすごく特別に感じた」という感想をもらったと嬉しそうに明かした。

また、舞台挨拶に来場した観客の中には、10回以上本作を鑑賞した方がいたことから、井上が「映画の関係者でも10回は観ていないんじゃない?」と発言すると、なんと20回以上鑑賞している方もいることも発覚。「僕たちより詳しいんじゃないですか?」と髙塚も嬉しい驚きを隠せない様子を見せた。

声の演技への反響について、井上は「ありがたいことに、気付かなかったと言ってくれる声が多かった。気付かれないということは映画の中に馴染めていたということでよかったかなと思います」とポジティブな感想。さらに、「10回・20回以上観て下さっている方々が、(髙塚さんを)好きというのはもちろんあると思いまずが、みんなどこか心の中で、『ウクライナを救いたい。なんかできることがあるんじゃないんじゃないか』という気持ちで走り出したこの映画の意義が、大ヒットに繋がった一つの要因でもあるんじゃないかと思います」とコメントし、会場では拍手が湧き上がった。


今回は公開後の舞台挨拶ということで、すでに本作を視聴した方々から事前にSNSでお二人への質問を募集していた。視聴者からの最初の質問で、「挿入歌が流れるシーンが大好きで、夜通し冒険した後距離が縮まった2人にいつもキュンとします。この時ミラが生きてることを実感していますが、お二人が『生きてるって実感する』そういう瞬間はどんなときですか?」と聞かれると、髙塚は「INIというグループで活動させていただいているので、ステージの上で立っている時は、やっぱりここに自分の居場所があるというような実感がありますね」とコメント。井上が「今日みたいに、声援で迎えられると生きているって実感する?」と聞くと、「そうですね。このためだけに頑張ってきたみたいな」と髙塚が回答すると、すかさず、「このためだけに?それは言いすぎやろ!」と井上がツッコミ笑いを誘った。さらに、髙塚は「個人的なところをいうと、食べるのが好きなので、美味しい物食べてる時が好きです」と素直な一面を見せた。一方で、井上は「ステージに立ってる時というのは一緒ですよ。日々練習して、ステージに立って、信じられないくらい滑った時に、『あ、生きてるな』って思います」と自虐。「この滑りにも耐えながら俺は生きているんだな」と明かし、会場ではさらに笑いが湧き上がった。

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2023.10.15