校内暴力(いじめ)疑惑で活動を暫定中断していた女優のパク・ヘスが口を開いた。
9日、所属事務所のゴーストスタジオ側は公式立場を通じて、「まず、名誉毀損(きそん)の刑事告訴事件の進行経過についてお知らせする。捜査機関では被告訴人が虚偽事実を指摘し、告訴人の社会的評価を侵害した点が相当で、名誉毀損の疑いが疎明されるという理由で送致(起訴意見送致)し、現在追加捜査進行中にある」と明らかにした。
このような刑事告訴事件と別途で虚偽事実の摘示の名誉毀損などを原因とした損害賠償請求訴訟も提起した状態。パク・ヘス側は「しかし被告訴人の居住地が不明で、訴訟送達さえ数か月間遅滞している状況」とし、「明確な真実究明のために最善を尽くす」と付け加えた。
現在、パク・ヘスは10月に映画「君と私」(監督:チョ・ヒョンチョル)の公開を控えている。2020年に映画「サムジンカンパニー1995」以後約3年ぶりのカムバック。翌日となる9日には「君と私」のマスコミ配給試写会に参加するパク・ヘスは、このように公式日程を翌日に控え、校内暴力疑惑に関連し、もう一を口を開いた。
パク・ヘスは2014年にSBS「K-POPスター4」に出演し知名度を上げた。その後、俳優としてデビューし、JTBC「恋のドキドキ・シェアハウス~青春時代」、tvN「内省的なボス」、映画「スウィング・キッズ」、「サムジンカンパニー1995」などに出演し、キャリアを積んだ。しかし校内暴力の暴露が出て放映を控えたKBS2の新ドラマ「Dear.M」の編成が取り消され、事実上活動を中断した。
当時、パク・ヘス側は校内暴力疑惑を全面的に否認し、パク・ヘス本人もまたSNSに「事実ではないので通り過ぎると信じ、見守る間、嘘に嘘が後を絶たず、新しい嘘を生み、それらが山積みとなってますます高くなっていった」とむしろ自身にいじめを加えた人が現在の被害者だと主張していると反論した。
真実攻防を繰り広げたが、3年間校内暴力というレッテルがパク・ヘスに付きまとっている状況。名誉毀損の捜査進行状況とともに本格復帰へのエンジンをかけているパク・ヘスが、果たしてすべての疑惑を払拭できるのか注目される。
WOW!Korea提供