Q. リード曲「Top or Cliff」のMV撮影について、エピソードがあれば教えてください。
「Top or Cliff」のMVは、「悪霊狩猟団: カウンターズ」シーズン2のアクションチームが撮影に参加してくださいました。私が歌詞を書きながら考えていたことをまとめたメモを監督に送り、監督もそれを参考にしてシナリオとコンテを構成してくれました。ミュージックビデオの内容は、それぞれ見る人の立場で違って感じられるよう余韻を残した部分が多く、今までお見せしたことのない反転的なイメージも多く含まれていて、期待とワクワク感に包まれながら撮影できました。
Q. 特に思い入れのある曲を教えてください!
全てに思い入れがあって選ぶのは難しいですし、その時々の気分によっても変わるのですが、「In the Rain」(11曲目)を挙げたいと思います。
今回のアルバムを作るにあたり、私のキャリアと人生を振り返る時間ができたのですが、そのきっかけを作ってくれた曲の一つが「In the Rain」です。歌の練習をする場所を探していた幼いころの私が、雨の日になると家の前の運動場に人がいないのを見て、そこで練習をしていた話を盛り込んだのですが、私がどんな場所で歌手への夢を育んでこの道を歩むことになったのか、“アーティスト キム•セジョン”の始まりをお見せできる曲だと思います。
そして、この曲のコーラスをJellyfish Entertainmentの練習生たちが歌ってくれたんですが、曲作りをしながら、私自身の練習生時代のこともリアルに思い返されて、色々なことを考えさせてくれた曲でした。
Q. 最新作であるドラマ「悪霊狩猟団: カウンターズ」のシーズン2では運動量とスキルが見られました。体力もかなり必要だったと思いますが、どのくらいトレーニングをされましたか?
実は、皆さんが想像されているよりトレーニングはしていないと思います(笑) 生まれつき筋肉の質が良く、少し動くだけで筋肉がつきやすい方なんです(笑)。体力もそうですが、ドラマのアクションシーンの場合は他の俳優さんたちと呼吸を合わせて覚えるのが基本なので、その面はガールズグループ出身というのが役に立った部分もあったと思います。
Q. 「悪霊狩猟団: カウンターズ」シーズン2のアクションシーンで特に大変だったことはありますか?
大変といえば、今回のアクションはワイヤーを使って空中で闘うものが多かったことでしょうか。それでも、シーズン1の経験があったので精神的なプレッシャーは最初に挑戦したときに比べて少なかったですし、私はワイヤーアクションが好きなので、今回の撮影は全体的にそこまで大変ということはなく終われたと思います。そして、ドラマでのアクションシーンの動きや経験は、ダンスにも生きていると思います。
Q. 韓国公演を皮切りに、初のコンサートツアーがスタートしました。ツアーを無事に終えるための自己管理のルーティンなどはありますか?
まず、ホテルの部屋に加湿器は必ず設置してもらっています。それと、普段あまりビタミンや薬をよく飲む方ではないのですが今回はそういったものも飲んで各都市の公演に臨もうと思っています。
Q. ツアーでの一番の楽しみは何ですか?
去年ファンミーティングをしたのですが、その時はまだコロナ禍で観客の方々もマスクを着けていたり、歓声を聞くことができなかったので、今回はファンの方々の顔をしっかり見ながらコミュニケーションもとりたいと思っていますし、ファンの方々の大きな歓声の中に埋もれてステージに立ってみたいですね。
Q. 旅行に行く時の必需品を教えてください。
フィルムカメラ、ビデオカメラ、Bluetoothのスピーカー、ダイアリー、翻訳機は必ず持っていく方です。
Q. ファンへのメッセージをお願いします。
今回の1st Album 「Door」は、私が本当に言いたかった、伝えたかったことばかりが詰まったアルバムです。
たくさんの方に「セジョンはこういうこともできるんだ」「こういう姿もあったんだ」と思ってもらえるよう、様々なカラーとジャンルを合わせた曲が収録されていますので、ぜひ聴いてみていただき、応援していただけたら嬉しいです!
そして、私セジョンの初めてのコンサート、ぜひ楽しみにしていてください!
日本のファンの皆さんには約1年ぶりにお会いできるのですが、今回はついにコンサートがでお会いできるので、本当に楽しみです。その日まで体に気をつけて、待っていてくださいね。
そしてこれからも、また新しい作品などを通じて、頻繁にご挨拶できるようにまた頑張りますので、期待してくださいね。ありがとうございます!