9月4日に自身初のフルアルバム「Door」をリリースし、ソウル公演を皮切りに香港、バンコク、シドニーなど全10都市をまわる海外ツアーがスタート。いよいよ2週間後の10月21日(土)にはZepp Hanedaでの来日公演も控えているキム・セジョンに、アルバムやドラマ、海外ツアーについて話を聞きました。
そのオフィシャルインタビューをお届けします。
Q. 今回のアルバムタイトルには漢字の「門」が使われていますが、どんな意味があるのでしょうか?
はじめは“おしゃべり”というテーマで昼と夜を並べてみたのですが、完全に満足のいく感じがしなくて悩んでいたんです。そうしたら、ある時ふと、「門」というテーマがパっと浮かびました。
ハングルの“문(ムン)”だと英語の“moon”とも読めて“月”も一緒に連想されるので、もう少し確実にテーマを表現したいなと思いましたし、漢字だと「門」の文字自体が扉のように見えるのが気に入って、漢字の「門」を使うことにしました。
Q. 初めてのフルアルバムということですが、どんなアルバムになりましたか?
今回のアルバムは「門」というテーマに基づいて、KEY ver.とLOCK ver.の2つの形態を作りました。
門の外の未知の世界に進む挑戦と希望、そして門の内側の世界に存在する自分だけが知っている未知の領域。その両方を形にしようと、完成したアルバムです。
今回のアルバムは本当に自分自身についての話になっているので、 ほぼすべての制作過程に参加したと思います。 作詞、作曲はもちろん、私が頭に描いていたイメージを最大限反映させようと、ミュージックビデオも監督と直接ミーティングをしました。本当に私ならではのアルバムだと胸を張って言えるように、なるべく多くの面で参加しようと努力しました。
Q. 収録曲も多様ですが、このアルバムを聴く人たちに届けたいメッセージなどがあれば教えてください。
今回のアルバムは、私が言いたかったこと、見せたかった姿が詰まったアルバムです。
色々なジャンルと多様なストーリーテリングなどを通じて、私ができることをできる限り多く、できる限り率直にお見せしようと作ったので、「キム・セジョンってこんな歌手、こんな人なんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。
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