今年、韓国で発売されたアルバム『★★★★★ (5-STAR)』にて、3作連続となる米ビルボードのメインチャート「ビルボード200」で1位を記録、さらに、歴代全てのK-POPの初動売上記録を塗り替え、K-POP史上最高記録を樹立するなど、全世界から注目を集める“全米No.1ボーイズグループ”Stray Kids(読み : ストレイキッズ)と、LiSAのスペシャル対談が実現した。
9月6日(水)に発売となったStray KidsのJAPAN 1st EP 『Social Path (feat. LiSA) / Super Bowl -Japanese ver.-』のダブルタイトル曲「Social Path (feat. LiSA)」での、“LiSA”との初のコラボレーションを記念して、Stray KidsメンバーとLiSAによるスペシャル対談が実現。
“Social Path“とは、”道を切り拓いていく”という意味であり、現在、新しい記録を更新し続け、華々しいアーティスト活動を続けるStray KidsとLiSAが、「未来のため音楽だけに賭けてきた」という、2組のアーティストとしてのヒストリーを感じることができる楽曲となっている。
コラボレーション楽曲「Social Path (feat. LiSA)」は、リリースされると、日本を含む世界26の国と地域のiTunesトップソングチャート1位を獲得し、日本のみならず、世界中から支持を集めている。
さらに、「Social Path (feat. LiSA)」が収録されたJAPAN 1st EP 『Social Path (feat. LiSA) / Super Bowl -Japanese ver.-』は、日本の音楽チャートを席巻。
Billboard JAPANでは、“Hot Albums”、 “Top Albums Sales”、“Artist 100”で3冠を獲得し、2週連続1位を記録。オリコンでは、「週間アルバムランキング」および「オリコン週間合算アルバムランキング」で2冠を獲得、首位を2週連続記録している。
今回実現したスペシャル対談では、楽曲の制作秘話や、Stray KidsとLiSAのデビュー前のエピソードなど、普段は語ることのないレアな対談企画の映像を余すところなく語っている。
対談中、「日頃からリスペクトしている先輩との共演が実現したことが信じられず光栄です。」とStray Kidsのバンチャンが伝えると、今作「Social Path(feat. LiSA)」の歌詞についてLiSAは、「みんなの声が重なっていくパートでは、道を切り開いていくStray Kidsの強い意志を感じ、私も一緒に戦うぞ!と思った」と応え、歌詞とLiSA自身の道のりを重ね合わせて涙ぐむ場面も…。
今回のスペシャル対談で、「未来のため音楽だけに賭けてきた」という2組のアーティストとしてのヒストリーを是非感じてほしい。対談の映像は、YouTubeにて公開されているとのことなので是非チェックを!
■LiSAさんとのコラボを聞いた時の感想は?
バンチャン:以前からずっと尊敬していたアーティストだったので、このような機会をいただいてコラボすることができると聞いた時本当に信じられませんでした。
機会をいただいて楽曲を制作することになりましたが、この曲を見事に仕上げてくださって、未だに思い返すだけでドキドキするというか、今この瞬間も 未だに信じられないです。本当にとても光栄に思いますし、とても幸せです。
フィリックス:LiSA先輩と一緒に 初めてMV撮影させていただいたのですが、実際にお会いした時、とても緊張しました。楽しみにしていたので より緊張したのだと思います。
LiSA先輩の歌声がとても素晴らしいので、実際に生の歌声を聴いてみたいと思っていたのでさらに期待が高まりました。
スンミン:僕もとても光栄です。MVの撮影現場にありがたいことに、直接足を運んでくださった際、未だに忘れられないシーンがあります。旗を持ちながら撮影するシーンがあったのですが、すごくエナジーに圧倒されました。カッコよくカメラを見つめていらっしゃってて、とても光栄だと思ったし、MVのワンシーンに一緒に映ることができてとても嬉しかったです。
LiSA:はじめに別の番組で、リモートでご一緒させていただいた時に、こんな日が来るなんて思いませんでした。STAYのみなさんから、(Stray Kidsの)みなさんが、私のことを知っていてくれてるよ~ってことを伝えてくれていて、そんなことから私も、まさか韓国で活動・活躍されていて世界に羽ばたいているみなさんが、日本の音楽や日本のアニメ、それから私のことを知っていてくれるなんて信じられなかったんですけど、とても嬉しくてLIVEにお邪魔してみんなの凄さを生で体感して「あぁ、いつか一緒に私もやれたらいいなぁ」、「こんな風に一緒に歌えたらいいなぁ」って思っていたら、まさかこんな日が来て、とても信じられないです。
今回は大切な楽曲、そして大切な言葉を預けてもらって、とても嬉しいです。ありがとうございます。
■「Social Path (feat. LiSA)」は どのように作詞・作曲しましたか?また歌詞にこめられた想いは?
バンチャン:今回の楽曲も3RACHAと一緒に制作したのですが、僕たちのストーリーに他の方たちが共感できて、そのストーリーから力をもらえるような楽曲を作りたかったです。
歌詞もそうですが、楽曲のもつエナジーも考えながら、LiSA先輩の歌声が入ることを想像しながら制作させていただきました。
思っていたよりもMVも含め素敵なものになりましたし、LiSA先輩の歌声もこの楽曲にしっかり込められたと思うので、とても満足しています。最高です。
ハン:この楽曲を初めて聴いた時からバンチャンさんに話していたのが、楽曲が僕の好きなスタイルでしたし、メロディーもそうですしトラックもそうでしたが全体的な雰囲気がとても良かったです。
LiSA先輩の歌声が加わると想像しただけで、すごく心に衝撃が走りましたね。
あと 歌うパートが僕たちの楽曲にしては 多い方だと感じました。ROCKにとても近いジャンルだったので
メンバーたちのパワフルな姿とLiSA先輩が持っているカッコいい歌声、カッコいい歌が合わさったら今のデモよりももっとカッコいい曲になるだろうなと、考えたら胸が熱くなりました。
アイエン:僕の琴線に触れた日本のタイトル楽曲が2曲あるのですが、1曲目が「TOP -Japanese ver.-」で2曲目がこの楽曲でした。
すごくいい楽曲で、デモバージョンもダウンロードしてずっと聴いているくらいでした。
広いライブ会場でバンドサウンドと一緒にステージに立つ想像をしていたのですが、今回のドームツアーで実現することができて嬉しいです。
LiSA:デモの時点で完成されていて、とても素晴らしかったです。
歌詞を読ませてもらって、道を切り開いていく、すごく強い意志の込められた楽曲だと思ったので、
フィリックスさんから始まって、チャンビンさんにいって、ハンさんが歌って、どんどんどんどんみんなの声が重なっていくこの楽曲がとても素晴らしいなと思いました。
(歌詞を)もらった時にはまだ私の歌は入っていなかったんですけど、私もこの言葉をどうしても歌いたい、私もこれで一緒にみんなと切り開いていく気持ちを歌っていきたいとすごく思いました。
完成したMVと楽曲を聴いて、これまでみなさんがここまで…今回日本ではドームツアーですけど、ドームツアーに至るまでの苦労だったり、大変さや葛藤や、今回のこのドームツアーに向けての気持ちやこれから向かっていく先に対しての強い意志をとても感じました。
私もみんなと一緒に戦うぞ、って言う気持ちで歌いました。
■歌詞にはこれまでの苦労や努力、歩みが語られていますが、この曲を聴くと思い出すエピソードはありますか?
リノ:僕は練習生になったばかりの頃、歌も上手くないしラップも上手くない中、JYPに入ったのですが、苦難と逆境を乗り越えて「Social Path (feat. LiSA)」のサビを任されるまでに成長して活動することができて感激です。
チャンビン:今一番に思い浮かぶのは、練習生の頃、学校に通いながら楽曲制作をしたり、夜中まで練習していた記憶ですね。1日に2時間しか寝れなかったと思います。
バスの中だけで寝たりして、今の僕の…身長に…(笑)
とにかく本当に寝る暇も惜しんで、デビューに向かって夢に進んでいた頃が思い浮かびました。
ここ最近ですと、リリースをする前の段階、アルバムを準備する時、大きな苦難があったり、試練があって
たくさん努力するのですが、そういう部分も僕たちの夢に向かって進んでいくひとつの過程ではないかなと思います。
ヒョンジン:辛かった時を思い返すとたくさんのことが思い浮かびますが、
その中でも今一番に言えることは、練習生の頃に踊っていたダンスのスタイルがデビュー後に見た時、僕の想像していた姿じゃなくて、それをきっかけにもっと学ぼうと努力した時期がありました。
ジャズを習ったり舞踊を習ったり、その頃の自分は体力的に辛いのではなく、精神的にこれから前へ進む道を定めることがすごく大変でした。
でも 僕ならではの道を定めたいという意志があったからこそ今の自分になれたのだと思います。
LiSA:私も自分自身がデビューをするまですごく長くて。私は23歳でデビューをしているんですが、
その前にもダンススクールに行ったりバンドをやってみたり、自分のスタイルをずっと探す作業を何年もしていました。
23歳の時に日本のアニメに出会って、アニメソングを歌う機会をもらってやっとデビューできるようになったんですね。それまでは自分が本当にシンガーになれるんだろうかとか、自分の歌を好きになってくれる人は居るのかなって、すごく不安な時間があったんですけど、でもそこからたくさんの人に出会って、いろんな歌を歌わせてもらって、たくさんの作品に出会ってこの12年、13年たった時にみなさんとこの「Social Path (feat. LiSA)」という楽曲で一緒に歌わせてもらって、すごく私も改めて「そうだよな」って確信になりましたし、私も頑張りたいなと思いました。
■今回別々に行われたレコーディングですが、記憶に残るエピソードはありますか?
バンチャン:最近になってこの話をたくさんしているのですが、、本当のことなのですが今回のレコーディングの時もメンバーたちがすごくカッコよくレコーディングしてくれて成長し続ける姿を見ることができました。
成長し続けることが当たり前のようになってきていて、パートひとつひとつを活かしてくれるのがすごく嬉しかったです。なので、楽曲の完成度をあげてくれたのはメンバーたちではないかなと思います。
惜しかったことがあるとするなら、LiSA先輩がレコーディングしている姿を直接見れなかったこと!(笑)
それが一番残念でしたね。
でも 聴いただけで、本当に素晴らしいレコーディングをしてくださったんだなと、感謝の気持ちを胸に この曲を完成させることができたと思います。
LiSA:まずみなさんから送られてきたデモが本当に素晴らしすぎて。最初に私が聞かせていただいたのは
韓国語ver.だったのですが、いつもは日本語で歌っているので、それを英語で歌うということも含めてすごくプレッシャーはありました。
みんながすごく自信を持ってそれぞれのパートを歌ってくれているのを聞いて、そこに自分自身が声を重ねられることにワクワクしながら作っていきました。
最後バンチャンと一緒に歌うじゃないですか、もうあそこも魂を込めました。
日本語もすごいですね、日本語の高速ラップすごい!
(2ページに続く)