韓国の歌謡授賞式の日程が少しずつ解禁されている中、続けて海外開催の知らせが韓国K-POPファンたちの失望感を大きくさせている。
一年を終えたり、一年の始まりに開催される伝統を持つ韓国国内の歌謡受賞式たちの日程が続けて公開されている。
Mnet「MAMA AWARDS」(以下MAMA)は来たる11月28日から29日、日本の東京ドームでの開催を確定した。「MAMA」は24年の伝統を持つ韓国の代表歌謡受賞式であり、毎年コンセプトのあるステージ演出、華麗なアーティストラインナップでとてつもない話題性を立証した。
しかし「MAMA」は2021年からコロナウイルスにより出国ができなかった時期を除いては授賞式の海外開催に固執してきた。マカオ、香港、ベトナムなどで「ASIAN AWARDS」を掲げ、韓国国内歌謡に限定しない授賞式を行ってきたが、出演陣の大部分が韓国アーティストである点で、K-POP授賞式により近い姿を見せて来た。
「2023 Asia Artist Awards」(以下AAA)もまた、アジアアーティストという名前で来る12月14日にフィリピンの「フィリピンアリーナ」での開催を確定した。2016年に初めて開催された「AAA」は、韓国歌手だけでなく俳優まで統合して受賞し、注目を集めた。「AAA」は去る2019年のベトナム開催を皮切りに2021年には日本で開催するなど、徐々に海外へとその手を伸ばしている。
33年の伝統を持つ「ソウル歌謡大賞」は初めて海外開催を知らせた。「第33回ソウル歌謡大賞」は、2024年1月2日にタイのバンコクで行う。韓国トップのK-POPスター20チーム余りが出演を予告した「ソウル歌謡大賞」側は、授賞式に対する自信を伝えた。
授賞式とは違うがKBS「歌謡大祭典」もまた、日本での開催説で非難された。以降「歌謡大祭典」側は日本公演を「ミュージックバンク」のワールドツアーの一環へと変更、12月16日に韓国開催を検討中であると明らかにした。
K-POPのグローバル化が大きくなり、韓国の歌謡授賞式に対する海外関心度が大きくなっている。また韓国内と比較して、海外公演のチケット価格がより高くなり利益を算出するための選択の可能性もある。しかし忙しいスケジュールの中、出入国を繰り返すアーティストたち、韓国の授賞式であるのに現場を楽しめず見守るしかできないファンたちを思うと、残念だとしか言えない。
韓国国内歌謡授賞式たちが高まったK-POPグローバル人気に海外へと向かっている。K-POPの祭典の場だと言える授賞式が海外で、韓国国内のファンたちの満足度を満たせるのか、関心が集中している。
WOW!Korea提供