しばらくしてVがいるカフェにキム・ハヨンさんも到着した。Vはそんなキム・ハヨンさんをこっそり見守り、「制服を着ればとても暑いだろうに。どうしよう」として、すぐにキム・ハヨンさんに近づいた。Vが名前を呼ぶとキム・ハヨンさんは立ち上がって「これはいったい」とびっくりした。
向かい合ったふたりは会話を始めた。軍人になればいろいろ恩恵があるので、家族のためにもなりたいというキム・ハヨンさんの言葉にVは「僕は最近考える。
僕が生まれたのが親孝行だ」として「お父さん、お母さんも同じだろう。あなたが生まれたことが親孝行じゃないかな」とハヨンさんを感動させた。
ハヨンさんは「どうしよう。ほんとにホログラフィーみたいだけど」、「とても信じられない」とVに対する感嘆を抑えることができなかった。Vは「ごめん。幻想を破ってしまって」とジョークを言った。また、食事を食べたら率先して片付けたり、カメラを見ながら「ハヨンさんがきれいに写ってるね」と兄のように細やかにARMYに気を遣ったりした。
ふたりはゲームセンダーでゲームを楽しみ、写真を撮って思い出を残すなど貴重な1日を過ごした。Vは悩みを語るハヨンさんに「僕は中学校のときに友達があまりいなかった」として「それは僕が不足だったという意味ではなく、時間が経てばあなたと気の合う人が必ずできる。僕は今たくさんできた」と慰めた。
最後にVは、ファンをあたたかく抱きしめて「ありがとう。今日遊んでくれて」とあいさつした。すべての撮影が終わってとうとうハヨンさんが泣き出すと、Vは行こうとしていたのをまた戻って来て「泣いてはだめだよ。国を守る国の将校になる人が簡単に涙を流せますか?」と再びファンをあたたかく抱きしめた。