Mnetの“カムバックバトル”シリーズの最新作「QUEENDOM PUZZLE」が8月15日(火)に最終話(第10話)が生放送され、「EL7Z U+P(エルズアップ)」としてデビューするメンバー7人が決定した。
その7人の発表方式が独特で、最初に3位から告げられ、4位、5位、6位と続いた後、1位、2位、7位という順に発表された。最初に名前を呼ばれた3位は日本人メンバーのユキ(PURPLE KISS)。驚くユキの元に他のメンバーたちが駆け寄って祝福し、涙ながらに喜びを語るユキの姿が印象的だった。
その後4位のKei(LOVELYZ出身)、5位のヨルム(宇宙少女)と続き、これでシリーズの「QUEENDOM」に出演したKei、「QUEENDOM 2」に出演(優勝)したヨルムがメンバー入りを果たした。
6位はヨンヒ(Rocket Punch)で、同じ「Rocket Punch」のメンバーでファイナルに残っていた高橋朱里とスユンが自分事のように喜びながらヨンヒを送り出し、泣きじゃくるヨンヒを後ろから優しく見守る姿が感動的でもあった。
そして、セミファイナルでもフィソ(H1-KEY)とナナ(woo!ah!)が1位争いをしていたが、逆転は起こらず、セミファイナルと同様、1位の座はフィソに、ナナは2位に安着。また、最後の一人となる7位にはイェウン(CLC出身)が滑り込んだ。
「EL7Z U+P」のメンバーとして名前を呼ばれたほとんどのメンバーが涙を見せ、感極まっていたが、終わってみれば、セミファイナルで発表された“トップ7”と顔ぶれは全く同じくだった。特に、トップ3は変動がなく、4位から7位の順位が多少変わっただけだったので、予想通りといえば予想通りで、ファイナルに進出したメンバーたちの最終順位、得点もやはり、最後のエンドロールに入る直前、超高速に流れるテロップで明かされ、終了した。
韓国では「QUEENDOM PUZZLE」について、新たな試みをしたが、静かに幕を引いたと報じるメディアも見られた。視聴率も0.243%でスタートし、第4話で0.526%の自己最高を更新したが、そこから徐々に下がり始め、第9話では最低となる0.188%を記録し、最終話も微増の0.287%という結果に。動画の再生回数も、Mnetの公式チャンネルは2060万人ものチャンネル登録者がいるが、「QUEENDOM PUZZLE」関連の動画は再生回数が平均的に10~20万回と伸び悩んでいる点を指摘。
さらに、番組の途中で降板したイ・チェヨン(元IZ*ONE)、ヘイン(LABOUM)の降板理由が結局明かされぬままであったことや、同じMnetの“プロデュース”シリーズなどに比べると、参加者がはるかに少なかったのに、ナナ、フィソ、Keiら話題の参加者にばかりスポットが当たっていたことなども挙げられ、今ひとつ盛り上がりに欠けた要因を分析していた。
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