とろける甘さとセクシーさで多くのファンを魅了する韓国の6人組ガールズグループDal★Shabet(ダルシャーベット)。ドラマやバラエティーにも幅広く進出し、アイドルの枠を超え活躍の場を広げる彼女たちは男性ファンはもとより、可愛さと洗練されたファッションセンスで女性たちからも人気。そんな彼女たちのジャパンオフィシャルファンサイトが7月24日にオープンし、これを記念した「Dal★Shabet Official Fansite Open記念イベント」が2日間に渡って開催。7月25日(土)は、新大久保・K-Stage O!にて昼夜2回公演でファンとの甘い触れ合いの時間を持った。
Dal★Shabetは、韓国語で甘いを意味する“ダルダ”にシャーベットを合わせ、“甘いシャーベット”という意味を持つ。「第2の少女時代」として注目を浴び、2011年のデビュー前から多くの関心を集め、デビューミニアルバムの「Supa Dupa Diva」はミュージックバンクK-チャート5位になるなど、ポータルサイトの検索で1位を記録、まさに彗星のごとく舞い降りたスーパーアイドルグループ。
真夏日となったこの日、会場は甘いシャーベットも一瞬で溶かすような熱い空気で満たされていた。ウヒがドラマ撮影のためにイベントに出席できないことが告げられると、残念そうなファンの声。
しかし場内が暗転しオープニング映像が流れると否が応でも期待が高まっていく。歓声が最高潮に達したところで、メンバーが登場。襟元と袖口にフリルのついた清楚なブラウスと美脚を活かした赤いショートパンツで、ファンへの気持ちを歌詞にしたという「To.Daring」の日本語バージョンを披露。
日本で待っていたダーリン(Dal★Shabetのファンのこと)に感謝を伝えるかのように優しい彼女たちの歌声が響いた。続く、「B.B.B」ではファンのかけ声もバッチリ!男性ファンの低音と女性ファンの高音のかけ声が見事に揃い、Dal★Shabetの歌に彩りを加えて、ライブ序盤から熱い盛り上がりを見せた。
「こんにちは、私たちはDal★Shabetです!」と揃ってあいさつ。「おはようございます。私はDal★Shabetの背の高い末っ子、スビンで〜す!」、「私はカウンです!」「私はDal★Shabetの魅力いっぱいリーダーセリです!」、「私はまるまるアヨンで〜す!」、「私は日本のダーリンを愛してるジユルです!」と一人ずつ自己紹介。スビンが「お久しぶりですね〜」と客席を見渡し、セリが「また会えてうれしいです!」と笑顔を覗かせた。アヨンが日本でのオフィシャルファンサイトのオープンを報告すると、ファンも「イェーイ!」と喜びの声を上げた。
「JOKER」では、ファンの「JOKER! JOKER!」という歓声を近くで感じながら、うれしそうな表情を覗かせ、パフォーマンスにもさらに力が入っていく。続く「Be Ambitious」ではステージ全体を使い、客席前方だけでなく右手や左手、後方のファンにも、手を振り笑顔で視線を送った。
「皆さん楽しんでますか!今回はスペシャルなステージを用意しています。どんなものか気になるでしょ?」とセリ。ファンの期待の中、「暑い夏なので、夏にふさわしく涼しくなるような企画を準備しました!私たちの名前はDal★Shabetだから“甘いシャーベット”ですけど、シャーベットじゃなくて“かき氷”を作ってみようと思います!」」とセリが言うと、かき氷とさまざまなトッピングがステージに登場。さっそくそれぞれの氷に自由にトッピングしていく5人。
フルーツやあずきのような定番ものから、酢やわさびなどの変わりものまで。スビンは茶目っ気たっぷりにわさびをトッピングし、また丁寧にフルーツを選ぶジユル、レモンだけのシンプルなアヨンなど、トッピングも個性的。
スビンはレモン、イチゴ、わさびが入った自作のかき氷を「レインボーかき氷」と命名。「自分で作ったけどこれが一番おいしそう」とセリ。アヨンも「これがおいしい」とそれぞれ自信を覗かせた。
抽選で選ばれたファン1名がステージに上がり、一口ずつ5人の作ったかき氷を試食。どれが一番美味しいかを決めるという。まずはスビンのかき氷から。スビン自らスプーンで「あ〜ん」とファンに食べさせると、客席から羨望の声があがった。ファンは親指を立てて「ケンチャナ(大丈夫)」と答え、続いてアヨンのかき氷。「私は一つの味だけにしました」とレモン味だけのさっぱりとした氷を差し出すと「スプーンじゃなくて器ごと」と大胆に。
ファンもそれに応じてゴクゴク飲んで「マシッソヨ(美味しい)」と一言。見ていた他のメンバーからは「嘘だよ〜」「絶対おいしくないよ」「私の方がおいしい」とワチャワチャした声が上がった。
次はジユル。あずきやフルーツが入っていて見た目にも美味しそうな氷。ファンは一口食べて、「フルーツが入っているからおいしいです」と素直な感想をもらした。セリのかき氷にも「おいしかったです」とやさしく答え、最後にカウンのかき氷。「ワンショット!」のかけ声で、ファンが何口か飲み干すと「甘い」と思わず苦笑い。
まだ他のメンバーのかき氷を試食中にも、スビンは自分のかき氷をステージ上からファンに試食させ、「このレインボー氷、美味しいって!」とはしゃぐ。自由すぎる雰囲気の中で行われた企画。最終的に一番おいしいかき氷に選ばれたのは、フルーツとあんこたっぷりのジユルのかき氷。ファンにはジユルとの握手と、うれしいツーショットチェキが贈られた。
甘くて冷たいイベントで賑やかに盛り上がった後は、おへそを出したキュートなトップスにスキニーやショートパンツを合わせたカジュアル衣装にチェンジ。「Supa Dupa Diva」を皮切りにソロやユニットでDal★Shabetの魅力をたっぷり見せるステージとなった。
スビンはその声量ある歌声でSam Smithの「Lay Me Down」を。スポットライトの中で歌う横顔にファンは熱いまなざしを送った。セリは得意のダンスでパフォーマンスを披露。
体のラインにフィットするセクシーな衣装でダイナミックに踊り、存在感を見せつけた。
アヨン、ジユル、カウンの3人はピカチュウの耳のヘアアクセをつけて登場。「可愛い〜!」と歓声が上がる中、韓国語で「ピカチュウ」の歌を歌い、そのキュートさでファンを釘付け。プチギフトをステージから投げながら3人が手を振り笑顔を見せると、ファンも自然と笑顔に。
大盛り上がりの中、再び5人がステージに揃うと、ジユルが「そろそろお別れの時間です」と残念そうに切りだす。「さびしい〜」とファンもメンバーも口々に。すかさずセリが「夜の6時からの公演もありますからね!」とにっこり。「みんな来てくれるよね。待ってま〜す」とカウンに可愛くおねだりされ、ファンも「ネ〜!(はい)」と素直に応じた。
アヨンが「これからも日本で活動ができるようにがんばります」と意気込みを見せ、スビンは「皆さんの応援が必要です。これかも応援してくれますよね?」と見渡す。カウンが「約束だよ!」と問いかけると、大きな拍手でファンも応援を誓った。
「次の曲行きます!シャルルです!」と元気に声をかけ、ファン一人一人とアイコンタクトを取るかのように客席を見渡しながら、「샤르르(シャルル)」を気持ちを込めて歌い上げる。最後は「Pink Rocket」で元気に盛り上げ、一旦ステージを後にした5人。
アンコールの声に応じてスクリーンに映像が流れると、ウヒも加わったメンバー全員で「있기 없기(ありなし)」の振り付け指導。「チッコ、チッコ、プインプイン」と歌詞に合わせてゆっくりと振り付けをやってみせ、映像を見ながら熱心に練習するファンの姿がみられた。
愛らしいピンクのセーラー服に着替えたDal★Shabetが再び登場すると、「있기 없기(ありなし)」で会場が一つになった。スビンが「みんな一緒に!」と叫ぶと、ファンはペンライトを握る手をさらに高く振り上げ、アンコール最後は「Mr.BangBang」でさらにノリノリに。ボルテージは最高潮のまま、「皆さん、愛してる!以上、Dal★Shabetでした!」と笑顔でステージを後にした5人。イベントは熱狂のうちに幕を閉じた。
終了後はハイタッチでファンとの距離をさらに縮めたDal★Shabet。ファンの声援をより近くで感じ、メンバー自身がステージを楽しんでいる様子が伺えた。ファンからもらったパワーを糧に、ますます日本での活躍が期待される。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
オフィシャル写真:(C) T.O.P Co.Ltd.
■Dal★Shabet ジャパンオフィシャルファンサイト
www.dalshabet.jp