「ハートビート」、「2PM」テギョンの直進ロマンスに視聴者たち“心臓がドキドキ”

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

KBS2TVの月火ドラマ「ハートビート」に出演中のテギョン(2PM)が、ヴァンパイアのようなビジュアルはもちろん、キャラクターとのシンクロ率を一層高めた感情熱演でお茶の間を魅了している。

前回の放送でテギョンは、人間になれないまま半人ヴァンパイアとして過ごして現れる異常反応、「恋に落ちた彼女の血を飲むことができなければ君は死ぬ」というヤンナム(キム・イングォン)の衝撃的な警告まで、ずっと混乱に包まれた姿で視聴者を遺憾に思わせた。


これまで不老不死の人生を生きるヴァンパイアの姿を見てきた視聴者に、死ぬ日がいくらも残っていない余命いくばくもないヴァンパイアの姿は見慣れないし、テギョンは凄然さいっぱいなまなざしはもちろん、より磨きのかかった感情熱演で叙事に深く感性を加えた。

何よりウヒョル(テギョン)がイネ(ウォン・ジアン)に感じる多様な感情の変化を繊細に描き出して、9、10話の没頭度を最大値に引き上げた。

人間になるどころか死ぬ日がますます近づく中で、ヘウォン(ユン・ソヒ)が自身に本格的に関心を表わすが、このような状況を起こさせた張本人であるイネが、決して恋に落ちる兆しが見られないとウヒョルは、結局自身の境遇を率直に打ち明けることを決心する。


10話からときめくロマンスの気流があちこちに捉えられて、冷たいだけだと思っていたイネの深い胸の内を知るようになったウヒョルが、華麗な電灯で枯れ木を飾っておいたり「ひとりだけ眺めてどんどん走る心臓が止まる時まで、そのような胸が躍る恋がしたかっただけ」と、淡々と告白するシーンなどテギョンの演技は十分に視聴者の胸を熱くさせた。

特に、イネと共に踊って滑らかにリードしてあたたかい視線を隠すシーンは、喜怒哀楽を行き来した感情の頂点をつけて歴代級のエンディングを与えた。

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2023.07.26