俳優ソン・ソック、偽演技発言への論議に言及なし「同僚たちの演技に感動し反省した」…「D.P. -脱走兵追跡官-シーズン2」製作発表会


俳優のソン・ソックが“偽演技”の発言論議に対する言及は別にしなかった。

Netflixシリーズ「D.P. -脱走兵追跡官-シーズン2」の製作発表会が18日午前、ソウル・カンナム(江南)区のグランド・インターコンチネンタル・ソウル・パルナスで開かれ、ハン・ジュンヒ監督と俳優チョン・ヘイン、ク・ギョファン、キム・ソンギュン、ソン・ソック、チ・ジニ、キム・ジヒョンが参加した。

これに先立ちソン・ソックは演劇「木の上の軍隊」の記者懇談会で行った発言のために論議に包まれた。9年ぶりに演劇をやることになった彼は、「偽演技が嫌で演劇をやめて、映画やドラマに移った。愛をささやく演技をしなければならないとすればマイクを付けてくれたり、なぜ偽演技をさせるのか理解できなかった」とし、「今回また演劇をしながら、僕がやる演技スタイルが演劇でできるのか見たかった。演劇のために演技スタイルを変えるならば、僕が演劇をする目的の中のひとつを裏切ることなので同じようにした」と打ち明けた。

しかし俳優のナム・ミョンリョルがこの発言について、「心から、本当の演技でささやいたのに、350席の観客に聞こえるようにやる演技を悩まなければならないだろう。演劇をする時、その苦悩をしなかったら演劇だけをしようとしたという話を納めるべき」とし、「『やってみたら私はメディア演技がよく合っていました』と言いなさい。ささやいても350席ほどは音で満たす俳優は何人もいる。すべての演技は虚構の人物を演じることになるが、本物の演技が何なのか規定すること自体が話にならない」と批判しながら話題の中心に立った。

その後、ソン・ソックが「D.P. -脱走兵追跡官-シーズン2」の製作発表会を通じて、初めて公式席上に乗り出すことになっただけに、論議に関連する別途の話をするのか関心が集まった。

しかし「D.P. -脱走兵追跡官-シーズン2」のための席だからか、ソン・ソックは作品と関係ない話は別にしなかった。イベントの間ずっと明るい笑顔を浮かべてみせ余裕を見せたりもした。


最後にソン・ソックは「最近、シーズン1をまた観ながら多くのことを感じた」とし、「本当に多くのキャラクターが出てくる。同じ役者だがそのキャラクターをこなす同僚俳優たちの演技を観ながら感嘆した。感動を受け、反省をした。多くの俳優たちの熱演を期待してほしい」と呼びかけた。

「D.P. -脱走兵追跡官-シーズン2」は軍務離脱逮捕組(D.P.)ジュンホとホヨルが依然として変わったことがない現実と不条理に絶えずぶつかって繰り広げる物語を盛り込んだ作品で、来る28日に公開される。

WOW!Korea提供

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2023.07.18