兵士たちは吳琛の遺体を蒸して持ってきた。楚楚は検視に必要な準備をし、冷月は先ほど蒸しあがった梅餅を買って帰ってきた。楚楚が遺体の上に酢を塗り、その上から梅餅を乗せた。しばらくして梅餅を剥がすと遺体にあざが現れた。遺体は井戸水に浸かっていたため通常はこんなに早くあざが現れないが楚楚は新たな手法を用い、遺体のあざを早く浮かび上がらせたのだった。楚楚の検視により、吳琛は何者かに気絶させられたあとに井戸に入れられ溺死したことが分かった。
蕭瑾瑜と冷將軍が協力し演技を始めると、趙捷(ちょうしょう)が手下を引き連れ反乱を起こした。冷將軍は以前より準備をしていたため、すぐに現場を統制した。趙捷は逃げ出したが後を追ってきた蕭瑾璃に成敗されてしまう。一方、蕭瑾瑜は趙捷の部屋からまだ送っていない密文書を発見した。暗号文を解読すると彼らが長安で待ち合わせをしていることが分かったのだ。
楚楚は趙捷の反乱によって殺された軍人たちの中には山賊だけでなく軍人たちもいたが、彼らの置かれた環境や訓練の仕方が違うため体の状態が異なることに気が付いた。蕭瑾瑜はこのことについて蕭瑾璃に調査を依頼したのだった。
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