またSUGAは直接ピアノを弾きながら「Life Goes On」を熱唱し、故坂本龍一氏と協業して完成した「Snooze」の舞台では2人の初めての出会いがVCRに盛り込まれ余韻を残した。このようにSUGAはワールドツアーの終着地であるソウルでも全曲をバンドライブで披露するなど爆発的なパフォーマンスで観客と呼吸を合わせ、観客も惜しみない拍手と歓声で興を添えた。

SUGAは「最高の時間をプレゼントしてくれてありがとう。4月末にアルバムを出してツアーを始め、6月末まで来たが、2か月間幸せで良い思い出だった。再び舞台に立つ時は7人で立つ」とエンディングの感想を伝えた後、「こうなった以上、私たちは体操競技場に行く」とし、8月4~6日にソウル・ソンパ（松坡）区のKSPODOME（旧オリンピック体操競技場）でアンコールコンサート「SUGA｜Agust D TOUR『D-DAY』THE FINAL」開催のニュースを電撃発表した。SUGAは続けて「Intro：Never Mind」と「The Last」でソウル公演の幕を閉じた。

今回のソウル公演でもSUGAとAgust Dのストーリーに集中した舞台演出、ミュージシャンとしてのSUGAの変遷史が一目で見られるセットリスト、Agust Dトリロジーの歴史を網羅したユニークな構成などが光を放った。特に、ソウル初日の公演には歌手PSYがサプライズゲストとして登場し「That That(prod.＆feat.SUGA of BTS)」を歌いながら愉快なステージを作った。公演中に繰り広げられる多様なVCRは視線を集中させ、ぎっしり詰まった舞台が時間の流れによって形を失って消えていく構成はアーティストのすべてを熱く燃やし、ついに完全な本来の状態である「D-DAY」に戻るという意味を含んだ。

WOW!Korea提供