乙支路ブースは、Kフード(Food)であるトッポッキ、チキン、サムギョプサル、薬菓、ブルダック炒め麺などが作られる過程をASMRで聞くことができるように準備した。江南ブースでは最近、日本のMZ世代を中心に流行している「渡韓ごっこ」(韓国旅行遊びで韓国に関する写真を撮ってインスタグラムに載せること)の一環として韓国の制服を着て記念写真を撮ることができるようにした。最後に聖水ブースではKメイクを体験し、リップグロスを手作りできるプログラムを披露した。この日、体験ブースゾーンを訪れた日本人は約800人と集計された。
イベント開始10分前、入り口で歓声が聞こえた。入場券をもらえずに待っていた人々に、日本人のイベント案内者が「みなさんが入場できるようにする」と話したのだ。こうして600人の収容が可能な舞台には680人が入場した。
イベントの開幕は放送人KangNamがMCとして共にしたK-アイドルファッションショーで始まった。BoA、「神話(SHINHWA)」などの第1世代のK-POPアーティストを皮切りに、第2世代の「東方神起」、第3世代の「BTS」、「BLACKPINK」、第4世代「NewJeans」、「Stray Kids」など世代別の有名K-POPグループの舞台衣装とパフォーマンスでひと味違ったファッションショーが繰り広げられた。イベントに参加した日本のMZ世代は、彼らに馴染みのあるK-POPソングが出ると一緒に歌い、イベント会場は熱気でいっぱいだった。イベント中にシェフの服装をしたオ・セフンソウル市場がサプライズで出演し、ソウルのグルメを紹介する時間もあった。
韓国アイドル「CLASS:y」を見るために来たある母と娘は「『CLASS:y』がオーディションでデビューした時から好きだった」として「Twitterに上がったイベントのニュースを聞いてきた」と話した。