東京で鳴り響くK-POPの熱気…“韓国は、憧れの国”



ソウル市とソウル観光財団が設けた「2023 SEOUL EDITION in TOKYO」が開催される東京港区のポートシティ竹芝の入口では、24日午前から長蛇の列を成した。韓国アイドル「BTOB」、「CLASS:y」、クォン・ウンビらがイベント会場で公演をするというニュースに日本の女性MZ世代(1980~90年代出生者を示す言葉)が集まったのだ。
入場のための争いも激しかった。これに先駆けてソウル市とソウル観光財団は、イベント前に日本のネットハウスを通じて申し込んだ600人に舞台の入場券を配布した。イベント開始1時間前から入場券をもらった人々が既に集まったせいで、イベントの会場はいっぱいだった。入場券を獲得できなかったが、もしかして空席ができるかと入口前で並んだ100人余りの人々は地団太を踏んだ。
入場券を手にするための争いは体験ブースでも続いた。ソウル市とソウル観光財団がこの日準備した体験ブースゾーンを訪れるとスタンプがもらえ、4つを集めると抽選で入場券がもらえるからだ。イベント会場のロビーに設けられた体験ブースゾーンは、ソウルの代表的な「ヒッププレイス(hip place)」であるソンス(聖水)、ホンデ(弘大)、ウルジロ(乙支路)、カンナム(江南)を再現したコンセプト別のブースが行われた。



まず弘大ブースには自分の好きなK-POPアイドルを投票し、コインカラオケブースでは歌を歌えるように構成した。ブースに設けられたアンケート調査では、「NewJeans」、「aespa」、「SEVENTEEN」、「BTOB」、「Stray Kids」、「IVE」、「AB6TX」、「CLASS:y」、「TWICE」、「LE SSERAFIM」、「BTS(防弾少年団)」に日本グループなど12グループに対する選好度調査が行われた。この中で圧倒的な支持を受けたのは「BTOB」だった。
この日、ソウル市のイベントを助けるために案内役として参加した女性(22)は「大部分の日本女性の方々が『BTOB』を見るために今日のイベントに来たという」とし、「コインカラオケルームでも『BTOB』の歌が一番多く選ばれた」と語った。

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2023.06.25