韓国ガールズグループ「BLACKPINK」のJENNIE初のドラマ出演作「THE IDOL/ジ・アイドル」が、毎回扇情的な要素でうわさになっている。
今月11日、米HBOは同ドラマの第2話「Double Fantasy」を公開した。JENNIEは、ポップスター、ジョセリン(リリー=ローズ・デップ扮)のバックアップダンサー、ダイアン役を務めて約10分間登場した。
この日彼女は、自分のセックスパートナーであり、ナイトクラブの社長テドロス(The Weeknd扮)が、1人の女性と通話するとすぐに「その子、私よりS●X上手?」と聞くと、テドロスは「ベイビー、君よりS●Xが上手い子なんていないよ」と答えた。
JENNIEの扇情的で直接的なセリフは、視聴者の衝撃を誘った。劇中、彼女はセクシーで魅力的な女性として登場しているが、その演出が少しオーバーで視聴者を不快にさせた。
先立ってJENNIEは、同ドラマの第1話から破格的なレベルの振付ダンスで物議をかもした。彼女は、男性ダンサーと密着してダンスをし、一部の振付動作が性行為を連想させるというのだ。
これにネットユーザーらは、ドラマがJENNIEを性的な面でだけ利用しているのではないのかと怒った。JENNIEのファンらも、彼女の初演技挑戦を応援したが、相次ぐ扇情性騒動に失望感を隠すことができない。
なお同ドラマの扇情性騒動は、韓国国内だけでなく海外でも続いている。海外の大衆文化メディア「バラエティー」は、ドラマについて「ポルノでよく見られる汚いクリシェ(ありふれた表現)で一杯だ」とし、「淫らな男性ファンタジー」と酷評した。
ハリウッドリポーターも、「カメラがリリー=ローズ・デップの胸やお尻にスポットを当てないシーンが、ほとんどない。第2話でもこの作品が何を伝えようとしているか、分からない」と批判した。
「BLACKPINK」メンバーで全世界のグローバルファンから人気を集めるJENNIEが、同ドラマで性的対象としてだけスポットが当たっているため、ファンらは該当の作品が彼女のキャリアに傷をつけるのではないのかと憂慮した。
「THE IDOL/ジ・アイドル」に向けられた酷評が横行する中、この作品が扇情性騒動を乗り越え、作品性を見せることができるのか動向が注目される。
WOW!Korea提供