KCON初登場のiKONは、新曲の「Tantara」からスタート。ファットなドラムループが耳を虜にするブーンバップビートに、荒々しいラップを畳みかけると、会場のボルテージは急上昇。会場の熱い空気感を楽しみながら、「みんな手を頭の上に!」と歌うパートで手を上にかかげ、「気持ちいいでしょ~!」という叫びに、会場が一体となり盛り上がる。1曲目を終えて挨拶を終えると、JAYが「最近出た新曲『Tantara』で最初のステージを飾りましたが、どうでしたか? 良い曲でしょ?」と投げかけ、ファンも熱く反応。そんな風に反応してくれるファンを見ながら「毎回ステージに上がってファンの皆さんに会えることがどれだけ大切なことなのか、改めて感じています」と感慨深く語った。そして、「盛り上がっていきましょう!」とJAYが叫ぶと、2曲目「U」のステージへ。軽快なリズムと爽やかなボーカル、リズミカルなラップで会場をさらに盛り上げる。「楽しんでますか? みなさん!」とメンバーがそれぞれ投げかけると、激しく揺れるペンライトを見てBOBBYが「美しいなぁ」と日本語でコメントしファンもほっこり。iKONの最後の曲は軽快なエレキギターのサウンドが魅力の「FREEDOM」。開放感や爽やかさが広がるサウンド、思いっきり叫んで楽しむメンバーの声が会場に響き、会場も手を上にあげて手拍子をして楽しんだ。
続いて、会場が音楽が聞こえなくなるほどの大歓声に包まれると、オーディション番組「BOYS PLANET」のデビューメンバーで構成された9人組ボーイズグループ、ZEROBASEONEが登場。メインステージや両端のステージから迫り上がるようにメンバーの姿が現れると会場は大興奮! 大歓声の中、9人は番組のシグナルソング「Here I Am」を1曲目に披露し、「僕は輝く」と歌いながら眩しい笑顔を見せてファンの心を鷲づかみ。曲の最後にメンバーをクローズアップで映す“エンディング妖精”では一人一人順にフォーカスされ、大型ビジョンにメンバーが映し出される度に会場はキュン死続出! 悲鳴のような歓声が鳴り響いた。そして、ファンとアーティストが一つになる一心同体のコーナー「CCCV」がスタート。カメラに映し出されたファンがハートを見せると、そのポーズを真似てハートポーズをするメンバーたち。メンバーの可愛い姿にファンから「かわいい」という声が漏れていた。続いて、ファンの皆さんのチアックに行くと言って、トロッコに乗って客席を移動することに。メンバーは、白い薔薇やサイン入りTシャツを客席に投げ、ファンを大興奮の渦に巻き込んだ。メインステージに戻ってから、サイン入りTシャツをエアガンでプレゼントすることも。
最後にジャンハオは「ZEROBASEONEはゼロから始まった9人がこれからつき進んでいく旅程がもっと素敵な作品になるように、一緒に応援してください」と伝えると、3曲目に「Say My Name」を披露。爽やかでキュートな魅力を炸裂し、ファンのハートをとろけさせた。
ITZYのステージは、「♪Lalala」と繰り返すフレーズが中毒性のある曲「Cheshire」からスタート。鋭くセクシーな眼差しを放ちながら、エネルギッシュな歌声を響かせ、会場を熱くする。カリスマ性光るパフォーマンスとは打って変わり、MCではキュートな声でコメント。リアが「皆さん会いたかったですか?」と笑顔を見せると、「かわいい」の大歓声。ファンとアーティストが一つになる一心同体のコーナー「CCCV」では、日本語で「せーの!」や「かわいい!」、「どこにいますか~?」とかわいい声で話し、ファンを笑顔にしていた。「SNEKERS」では、「ファンの皆さんに近づいていこうと思います」と伝え、トロッコに客席を周遊。サイン入りボールを投げてファンにプレゼントしていた。最後は日本2ndシングル「Blah Blah Blah」を披露。ノイジーなギターと強烈なビートに乗せて、「堂々と私のスタイルで進んで行こう」という力強いメッセージを伝える。自信溢れるパワフルなダンスで会場を盛り上げた。
「KCON 2023」SHOWの最後を飾ったのは、ENHYPEN。強烈なビートが響く中、両端のステージからメンバーが分かれて迫り上がって登場すると、会場に大歓声が沸き起こった。メインステージにメンバーが集まると、ヘビーなギターサウンドが轟く中「Blessed-Cursed」を披露。メンバーから放たれるエネルギーとファンの熱い気持ちが重なり会場は熱気で充満。会場を一気に熱くすると、ファンとアーティストが一つになる一心同体のコーナー「CCCV」の時間も設けられた。ファンがハートを見せたり、いろんなポーズを見せると、その行動を見て「かわいい」とコメントするメンバー。ファンとの楽しい時間を過ごしてからは、「Polaroid Love」を歌いながらトロッコに乗って客席を周遊。興奮気味の客席をトロッコで通るメンバーたちは、サイン入りボールを投げたり、ハートを送ったりして、さらにファンを興奮させた。メンバーは、パ-プル色に染まった客席を見て「やっぱりENGENEは最高だね」と、たくさんファンが駆けつけてくれたことに感動していた。メインステージに戻ってから、ヒスンがやりたいことがあると伝えると「Polaroid Love」をみんなで一緒に歌うことに。NI-KIが「限界まで大きな声で歌ってください」と伝えると、メンバーもファンもアカペラで大合唱し、会場が一体となった。
最後に「最高に盛り上がる準備はできましたか!」と叫んでからは、「Future Perfect(Pass the MIC)」のステージへ。重いビートにのせて、熱っぽいフロウを披露すると、「共に叫ぼう」という歌詞にあるように、ファンも「Oh Oh Oh」と叫びだす。ENHYPENとENGENEの一体感に包まれる中、パフォーマンスを終えると、この日出演したアーティストがステージに登場。それぞれ、ステージに広がりながらファンにあいさつし、ステージを後にした。
この日は、SEVENTEENの「HIT」を披露したTEMPESTとxikersのスペシャルコラボステージで、躍動感のあるパフォーマンスで会場を盛り上げ、JO1の河野純喜とKep1erのチェヒョンがベクヒョンの「Dream」をデュエットし甘い歌声を届け、ファンをうっとりさせた。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)
【KCON JAPAN 2023出演ラインナップ】
DAY1(5/12)
BOYS PLANET、INI、JUST B、NiziU、STAYC、THE BOYZ、YENA、8TURN
DAY2(5/13)
AB6IX、ATBO、ATEEZ、DXTEEN、JO1、LE SSERAFIM、VIVIZ、XG
DAY3(5/14)
ENHYPEN、iKON、ITZY、Kep1er、TEMPEST、xikers、&TEAM
【イベント情報】
イベント名:『KCON 2023 JAPAN』
開催日:2023年 5月12日(金)~ 14日(日)
開催場所:幕張メッセ
主催:CJ ENM
公式サイト:http://kconjapan.com
公式 Twitter https://twitter.com/kconjapan
公式 Instagram https://www.instagram.com/kconjapan
■KCONとは
KCONはグローバルZ世代で最も人気のあるK-POPショーと韓国のライフスタイルを直接体験できるコンベンションを融合したフェスティバルで、2012年から133万人以上の観客を集め、Kカルチャーを牽引する役割を果たしてきました。 特に昨年にはパンデミック以降、2年ぶりにオフラインイベントを再開し、韓国、アメリカ、サウジアラビア、日本からオン·オフライン上で合計3,015万人の観客を集め、名実共に世界最大級のKカルチャーフェスティバルとして グローバルファンを迎えています。