NiziUのステージでは、センターとその両端のステージからメンバーが順に現れ、スポットライトに照らされる。センターステージにメンバーが全員揃うと、「Paradise」の韓国語バージョンを披露。穏やかなサウンドに乗せて優しい歌声を届け、会場中を癒した。
NiziUもアーティストとファンが一つになる一心同体のコーナー「CCCV」の時間が設けられた。ビジョンに映し出されたファンは、驚きながらもNiziUへの愛をハートで表現。ファンとの交流はここでは終わらず、さらにファンの近くに行くと言ってメンバーがトロッコに乗り客席を周遊することに。「CLAP CLAP」を歌い、ステージに戻ってからは「Take a picture」を披露。キャッチーで可愛い振付でファンの心を鷲づかみにした。
SHOW最後のステージは、INI。大型ビジョンにメンバーの顔が映し出されると、会場は揺れるほどの歓声が。両端のステージにメンバーが2組に分かれ、センターステージにメンバーが集まると、1曲目に「SPECTRA」を披露。「Pop Pop!」と歌うパートでは、ファンもペンライトを力強く振りながら一緒に歌い、会場のボルテージも急上昇。歌唱後のエンディング妖精としてメンバーのクローズアップされた表情が映し出されると、悲鳴のような歓声が轟いた。
ファンの熱い反応に「What’s up KCON! 盛り上がっていますね。最高です!」とメンバーも興奮気味にコメント。
INIも「CCCV」のコーナーが設けられ、ファンがするポーズを真似るメンバーたち。ハートをしたりハグをしたりする中、後藤威尊と松田迅のペアは、後藤が松田をお姫様抱っこするファンサービスで締めくくり、ファンを喜ばせていた。
続いて、「Do What You Like」ではトロッコに乗って客席に行き、客席後方のファンとも急接近。サインボールを投げたり、指ハートを送ったりしてファンを幸福感で満たした。
最後は5月24日に発売する4thシングル「DROP That」のタイトル曲「FANFARE」を初披露。「みなさん、盛り上がっていますか? この調子で最後まで楽しんで最高の思い出にしましょう」と伝えると、エネルギッシュなギター、アタック感のあるドラムサウンド、メンバーのパワフルなダンスパフォーマンスに会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。
この日のスペシャルステージは、オープニングのガールズグループのステージだけでなく、8TURNとJUST BがTOMORROW X TOGETHERの「Good Boy Gone Bad」を披露し、STAYCは大勢のファンと共に「ASAP」をパフォーマンス。また、「Hi, My Playlist」というコーナーでは、INIにカバーしてほしい曲としてファン投票で決まったStray Kidsの「MANIC」を披露。フィリックスのパートをファンの間でもフィリックスに似ていると言われている池崎理人が低音ボイスを炸裂すると、会場は悲鳴のような大歓声に包まれた。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)
【イベント情報】
イベント名:『KCON 2023 JAPAN』
開催日:2023年 5月12日(金)~14日(日)
開催場所:幕張メッセ
主催:CJ ENM
公式サイト:http://kconjapan.com
公式 Twitter https://twitter.com/kconjapan
公式 Instagram https://www.instagram.com/kconjapan
■KCONとは
KCONはグローバルZ世代で最も人気のあるK-POPショーと韓国のライフスタイルを直接体験できるコンベンションを融合したフェスティバルで、2012年から133万人以上の観客を集め、Kカルチャーを牽引する役割を果たしてきました。 特に昨年にはパンデミック以降、2年ぶりにオフラインイベントを再開し、韓国、アメリカ、サウジアラビア、日本からオン·オフライン上で合計3,015万人の観客を集め、名実共に世界最大級のKカルチャーフェスティバルとして グローバルファンを迎えています。