芸能事務所「JYPエンターテインメント」(以下、JYP)の株価がアーニングサプライズ(Earnings Surprise)に支えられ20%台急騰した。
これにJ.Y.Park(パク・チニョン)COO(創意性総括責任者)の持分も一日で1,000億ウォン(約100億円)以上値上がりし注目集めている。
16日、韓国取引所によると、JYPの株価は前営業日比で20.84%(1万9,900ウォン、約2,000円)上がった11万5,400ウォン(約11,700円)で取引を終えた。去る15日、会社はことしの第1四半期の連結基準の売上が1,180億ウォン(約120億円)で、前年同期(677億ウォン、約68億円)比で74.3%増加したと明らかにしたことがある。四半期基準最大売上だ。
営業利益の場合もまた、前年同期(191億ウォン、約19億円)比で119%増加した420億ウォン、約42億円)を記録した。市場コンセンサスである271億ウォン、約27億円)の2倍水準で、音盤・音源収入とコンサート売上が好実績をけん引した。
さらに「Billboard 200」チャートの1位を2度も獲得したグループ「Stray Kids」が来月2日にカムバックを控えたのに続き、アメリカのガールズグループのローンチプロジェクト「A2K」も準備中なだけに、今後のモメンタムも肯定的。
新韓投資証券のチ・インヘ研究員は、「ことし第2四半期には代表アーティストである『Stray Kids』がカムバックし、5月以降からはA2Kプロジェクトデビューに関連する映像がオープンされる予定」としながら、「JYPはHYBEと共に最もリードしている会社」と好評した。
また、最大株主であるJ.Y.Park COOの持分価値も企業価値とともに急騰し注目される。J.Y.Park COOの持分率は15.2%(540万2311株)で、きょう1株あたりの上昇幅である1万9,900ウォンだけを考慮しても、きょう一日で1,075億598万ウォン(約108億円)の持分価値が増えたわけだ。同日の終値基準評価額は6,234億2,669万ウォン(約630億円)水準。
一方、金融情報会社FnGuideによると、JYPのことしの予想営業利益は1,338億ウォン(約135億円)で、前年同期比で38.48%増加するものと予想され、売上額は4,897億ウォン(約496億円)で41.5%増える見通し。
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