会場に華やかなブラスサウンドが鳴り響くと、ダンサーと共にイ・ジュンギが再登場。「準備できましたか!」とファンを煽ると、PSYの「That That」を披露。ジャンプをしながら「一緒にいきますよ!」と叫び、エネルギッシュなパフォーマンスで会場のボルテージを一気に最高潮にした。
「ジュンギー!」というファンの声が飛び交う中、「まだ帰ってなかったんですか?」と冗談を言って笑わせながらも、激しいダンスでイヤモニが途中で外れてしまい、完璧なパフォーマンスを見せることができなかったことを残念がっていた。続いてJ. Y. Parkの「Honey」ではセクシー&パワフルに、ファンのために作られた曲「惜しみなく与える木」では優しい歌声を届け、SMAPの「世界に一つだけの花」のステージでは会場の一体感が強まっていった。「みなさん、愛してます」と伝えると、本編最後の曲「Together」を披露。これからも喜びや悲しみも分かち合い、明日に向かって一緒に歩いて行こうという想いを込めて、イ・ジュンギの「一緒に!」という声に応えてファンも「Hey!」と叫んでペンライトを上に突き上げる。熱気に満ちた会場を満足そうに見渡すと、「みんなかっこいい!」と言い放ち、ステージを後にした。
アンコールのステージを前に、ファンに対する思いを綴った映像メッセージが映し出された。
「僕の心の中で懐かしさいっぱいの皆さんにようやくお会いできてまるで夢のようです。皆さんはいかがでしたか? 4年ぶりに皆さんにお会いできてとても幸せです。今日のこの出逢い、そしてこの感情をいつまでも忘れずに大切にします。みなさんと僕の公演がこれからもずっと続きますように。とっても愛しています。僕たち永遠に一緒に歩んで行きましょう」。
そして、アンコールを求める手拍子が大きくなると、暗転のままノイジーなギターサウンドが会場に響き渡る。そして、ドラムスティックのカウント音で炎が吹き出すと、ステージ中央からイ・ジュンギが再登場! ブルーノ・マーズの「Marry You」を笑顔とハートを振りまきながら歌い、ステージを端から端まで移動してライブを思いっきり楽しんでいた。曲の最後は「Marry you」と歌い、白い薔薇を客席に投げ入れるパフォーマンスも披露し、ファンを興奮に包んだ。
アンコール最後はブルーノ・マーズのファンキーな曲「Uptown Funk」をセレクト。休むことなくパフォーマンスし続けているにも関わらず、後半にいくにつれて振付の動きは激しくなるばかり。曲の後半ではほぼジャンプをしながら会場を盛り上げ、最後はターンをしてひざまずいてポーズをキメて会場を沸かせた。
最後に彼は「皆さん楽しく遊んでいただけましたか? 良かったですね。4年ぶりに皆さんに会うということでなんでも良いから皆さんにプレゼントしなければという思いから、この2日間なかなか眠れることができませんでした。でも、皆さんに会えばなかった力も湧き出てくるし、思い浮ばなかったアイディアも浮かんでくるので、思いっきり遊べば良いんだって思いました。皆さんのおかげで僕の心のエネルギーを充電することができましたし、ストレスを解消して楽しく遊んで帰ることができます。わざわざお越し下さいまして、本当にありがとうございました。そして皆さんにお願いがあります。それは皆さんにいつまでも元気でいてほしいです」と伝え、「I Love you all! また会いましょう。愛してるよ」と叫び、名残惜しそうにステージをあとにした。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)