5月5日(金)パシフィコ横浜にて、イ・ジュンギの4年ぶりとなる来日イベント「2023 LEE JOON GI SPLENDOR Family Day : 僕たちの花火」が開催され、K-POP歌手顔負けのパフォーマンスや日本語と韓国語を交ぜながらのウィットに富んだトーク力で5000人のファンを魅了した。
対面でのファンミーティングは4年ぶりともあり、多くのスタンド花が飾られたロビー内や客席は開演前からファンの熱気が溢れる。
開演時間を過ぎると、BGMに合わせて自然と手拍子が沸き起こり、ファンもイ・ジュンギを迎える準備万端! 場内の照明が落ち、オープニング映像が流れると更に手拍子は大きくなっていく。そして、大型ビジョンに「いま会いに行きます」という文字が浮かぶと、エモーショナルなギターサウンドが流れる中、会場に「♪My Lady、My Lady~」と神々しくも感じるイ・ジュンギの声がこだまする。ファンの期待感が高まった瞬間、ステージ中央の扉から眩いばかりのバックライトに照らされたイ・ジュンギが登場! 割れんばかりの歓声が会場を包み込んだ。キャッチーかつ爽やかなビートにのせて、軽やかなステップで「My Lady」を披露し、優しい笑顔と包み込むような温かい歌声でファンをときめかせた。
「横浜のファンのみなさーん、一緒に行きましょう!」と手を高くかかげると、2曲目に「Now」を披露。共にする今を永遠に記憶したいというイ・ジュンギの想いに応えるように、ファンも「Now!」と歌ってペンライトを上に突き上げる。続く「For us」ではノイジーなギターサウンドに合わせてジュンギもエアーギターでノリノリ。ステージの端から端まで移動して、爽やかな笑顔と歌声を届けた。
K-POP歌手顔負けのエネルギッシュなステージは休むことなく続き、ジェイソン・ムラーズの「Geek in The Pink」をラップ調に早口に歌ってクール&セクシーな表情でファンを誘惑。「For A While」ではマイクを両手でしっかりと掴み、目を閉じながら歌唱。「しばらくの間だけでもいいから一緒にいたい」という切実な想いを込めると、マイクを客席に向けて合唱を促し、会場はさらなる一体感が生まれた。
キラキラした汗が光るなか、ライブ前半戦の最後は、イ・ジュンギとIU主演のドラマ「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」OSTの「For You」。哀愁漂う儚くも美しいピアノのメロディーにのせて優しく歌い、ファンにはたまらない選曲でファンを大いに感動させた。
6曲を続けて披露すると、「日本のファンのみなさん・・・」とお辞儀をし、大きな歓声を浴びながら客席を見渡すイ・ジュンギ。イヤモニをはずして両手を広げてファンの歓声を全身で受け止め、マイクを客席に向けると、歓声はさらに大きくなった。歓声を噛み締めるように満足げな表情を浮かべた彼は「本当にお久しぶりです。皆さんの俳優、イ・ジュンギです。元気でしたか? 会いたかったです。横浜に4年ぶりに戻ってきました」と挨拶すると、ファンから「おかえり!」の声が飛び、「歌を歌いながら感情を抑えることが出来ずに大変でした。(特に)『For A While』を歌っていて、本当に(涙を)我慢しました。韓国のファンの皆さんから泣かないでねとお願いされていたんです」と久しぶりの対面に感極まった様子。
(2ページに続く)