YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク元代表が“報復脅迫容疑”の控訴審でも無罪を主張した。
去る12日、ソウル高等裁判所で、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(報復脅迫)などの容疑で起訴されたヤン・ヒョンソクの控訴審1次公判がおこなわれた。
ヤン・ヒョンソクは2016年、YG所属のボーイズグループ「iKON」B.Iの麻薬購買疑惑を告発した元練習生ハン・ソヒに、警察での陳述を変えるよう脅迫した疑いで裁判に移され、1審で無罪判決を受けた。
検察はその後、控訴し、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反第5条4項・面談強要などの罪を追加した。
検察は「原審は被告人に無罪判決を言い渡しながらも、被告人がYG社屋で被害者に会い、キム・ハンビン(B.I)の刑事事件における陳述を変更することを説得し、脅迫した」とし、「被告人とキム・ハンビンが社会的非難の可能性が高い行動をしたにも関わらず、何の法的責任が問われないのは社会の定義に不合するのではないか」と指摘した。
控訴審でも無罪を主張したヤン・ヒョンソクは、事件当日に関する裁判部の質問に「A氏がハン・ソヒから連絡を受け、私に教えてくれたため、私が会うことを要請した。YGの8階で会い、20分ほど話をした」と説明。また、「ハン・ソヒは数年前から遊興業所(女性が付き添う飲み屋)で会う子で、当時は近い知人程度と考え、『楽に見られないか』との主旨で会ったまでだ。脅迫ではなかった」と述べた。
次の公判は5月24日におこなわれる。
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