※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvNドラマ「青春越壁」19話(視聴率3.7%)では、継妃チョ氏(ホン・スヒョン)とベクチョンの民たちの計略を知ったファン(パク・ヒョンシク)が世子の座を下りるという決断で形勢を逆転させる様子が描かれた。
ファンは左議政のジュンオン(チョ・ソンハ)に助けてもらい、開城府尹のホスン(ソ・テファ)が死ぬ前に残した暗号文の内容を解読するのに成功した。過去に王(イ・ジョンヒョク)に献上した明堂でベクチョンの乱を起こしたソン・ガ(ユン・ソクヒョン)と息子ソン・ヒョンの個人情報が書かれた石を見つけたというものだった。特にファンは、ソン・ヒョンとミョンアン大君(イム・ハンビン)の生年月日が同じことに気付いて驚いた。
信じられない事実に混乱したファンは、暗号文が事実なのか確認しようとガラム(ピョ・イェジン)とミョンジン(イ・テソン)に会い、証拠になる石を見つけるよう命じた。ファンの話を聞いたガラムとミョンジンはホスンの家の焚口の床に隠されていた石を見つけ、ミステリアスな実態を明らかにする大事な手掛かりをまた一つ手に入れることができた。
一方、世子妃殺害の汚名を着せられて牢獄に入ったジェイ(チョン・ソニ)は今回の事件が自分の存在にかこつけてファンを陥れようとするチョ氏の契約であることを分かっていた。ジェイはファンを守るために世子妃を殺したといううその自白と共に身分を明らかにして関係を断ち切ろうとした。
ジェイはファンに自分を捨ててチョ氏の罠から抜け出すよう説得した。続けて「私が心に決めた人は世子様です」と抱いていた思いを伝えた。最後になるかもしれない瞬間を目の前にしてやっと本心を打ち明けたジェイの告白に、ファンの胸はいっぱいになった。
ウォンボ(チョン・ウンイン)の勢力はこの時につけこんで、ファンの廃位を主張すると同時にジュンオンが選ばれた妃に贈る品物の目録をごまかしたということまで言及した。それだけでなく、世子を廃位させろという上訴文を出し続けた。
ファンは宮廷の混乱を収拾するため、自分を廃位させてほしいとわらむしろの上に伏して答えを待った。ウォンボに迫られた王は苦心の末、世子を廃位して江華島に流配するよう命じた。またジュンオンの官職を取り上げ、自宅に流配することになり、全てはウォンボが望むとおりに流れていったように見えた。
しかし、これは敵の視野から離れてビョクチョンの民たちに会うためのファンの計画だった。廃世子の身分で宮廷の外に出たファンは事件の捜査を続けた。チョ氏とウォンボが世子を排除する道具として利用したソンオンも彼らの予想に反して友情と義理を守り、ファンの強い味方になった。
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