一時は同僚だったシン・ヘソン、ドンスパイクが同じ日に法廷に向かった。
6日午前、「SHINHWA」シン・ヘソンは飲酒運転及び自動車不法使用容疑の初公判。ドンスパイクは、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反などの容疑で控訴2審の初公判に向かった。
この日シン・ヘソンは黒い帽子にマスクで顔を隠し、ブラックシャツに白のカーディガンを着てソウル東部地裁に出席した。降り注ぐ取材陣の質問にシン・ヘソンは「申し訳ございません」と答えた。
シン・ヘソンは昨年10月、ソウル・松波区で路肩に駐車した車の中で眠り、飲酒測定を要求する警察を拒否し現場で逮捕された。当時シン・ヘソンは泥酔状態だった。
これだけでなく、シン・ヘソンが乗っていた車両は盗難届が出されていた車両だった。これに対しシン・ヘソン側は、ポケットに車のキーがあり車のドアが開いたので自分の車だと錯覚したとし、警察もこれを受け入れ窃盗ではなく自動車の不法使用容疑を適用し、検察に送致した。
シン・ヘソン側の弁護士は法廷で、シン・ヘソンのパニック障害や対人恐怖症、うつ病により苦しんでいたとして善処を訴えた。2年間酒を口にしなかったが、事件当日13年ぶりに知人に会い飲酒して酔い、理性的な考えができずこのようなことが起きたのだと主張した。
シン・ヘソンもまた、「いつも模範的な姿を見せなければならないが、今回のことでとても多くの方に失望させ申し訳ありません。2度とこのようなことが起きないようにする」と謝罪した。
ドンスパイクは去る2021年12月から昨年9月まで9度にわたって約4500万ウォン(約450万円)相当のヒロポンを買い14回にわたって投薬をした容疑を受けている。また他人にヒロポンとエクスタシーを7回渡し、ヒロポン20グラムを所持した疑いを受けた。20グラムは投薬約667回分だ。
これにドンスパイクは去る1月の1審で懲役3年、執行猶予5年、保護観察と120時間の社会奉仕。80時間の薬物治療講義の受講、約3985万ウォン(約400万円)の追徴金を宣告された。しかし検察はこの結果に控訴した。
この日の法廷で検察は「被告人が拘束されたのち拘置所で自身に対する訴訟が始まることを憂慮し、不動産を虚偽の仮登記をして著作権を譲渡したことが明らかになった」とし、「隠匿した財産で事業を行おうとするなど心から反省しているとは見るには難しい」と指摘した。ドンスパイク側は裁判所に反省文を提出した。
このように、一時は歌謡界で同僚だったシン・ヘソンとドンスパイクは、不始末でそろって法廷に召喚された。これから2人の裁判どのように進んでいくのか、関心が集まっている。
WOW!Korea提供