2位は『THE FIRST TAKE』に『ano』が登場し、アニメ「チェーンソーマン」のED「ちゅ、多様性。」(394万再生)を披露。
3位は『SixTONES』の「ABARERO」は9thシングルとなり、型破りな“超攻撃型”HIPHOPチューンである。
『優里』は4位(239万再生)、7位(86万再生)にランクインし、7位の楽曲には、YouTuberとして活動する『みゆ(ばんばんざい)』が出演している。
その他、『Stray Kids』が楽曲提供し、『JO1』自身が作詞を手掛けた「YOLO-konde 」を、『HOT JAPAN』プロジェクト第2弾動画として披露した動画が5位(235万再生)、『XG』の振り付け動画が6位(157万再生)で続くなど、K-POP系統の人気の高さが伺える。
株式会社アナライズログが運営するYouTube分析ツール『Digital Creators(デジタルクリエイターズ)』が独自に調査したYouTube週間動画再生数ランキングTop10を発表します。
対象は、2月1日~2月28日にアップされた動画となります。15位までのランキングは下記、デジタルクリエイターズで発表しています。
https://digitalcreators.jp/youtube_ranking_1w_mv_230306/
- 音楽動画再生数ランキングTOP10
Snow Man(1位)
『Snow Man』が3月15日にリリース予定の8枚目となるシングル曲「W」のMVが1位にランクイン。
こちらはダブルA面シングルである「タペストリー / W」に収録されている。白と黒の二面性をテーマにした楽曲であり、白と黒の衣装が交互に変化する様子や背中合わせで「対比」を表す姿はシンプルかつ印象に残る映像である。
曲の終盤にはメンバーである佐久間大介をセンターとしたキレキレのダンスからラウールの堂々としたダンスでMVが終了する瞬間は普段のSnow Manからは想像できないギャップを見ることができる。様々な場面から“二面性”を探すことができ、新曲の魅力が詰まった目が離せないMVである。
https://www.youtube.com/watch?v=_QnW6gWUDUU
THE FIRST TAKE(2位)
2位にランクインしたのは『THE FIRST TAKE』のanoが歌う「ちゅ、多様性」の動画である。
この楽曲は2022年11月23日にリリースされ、キャッチーなダンスがTikTokで流行して多くの人がこの音源でダンスをしている動画が流行した。THE FIRST TAKE特有の白い背景にマイクが置かれただけの部屋ではあるが、歌い方、仕草、特徴的な声によりanoの世界観がしっかりと伝わってくる。
コメント欄でも
一発撮りでこれできるんだ... 独特なのにすごく魅力的な歌声で歌唱力もあるし、表情とか完璧だし すごすぎる... あのちゃんは聴けば聴くほど、見れば見るほど好きになる..
などどこにいてもanoのキャラクター性は光ると実感させられる。
https://www.youtube.com/watch?v=r5nIHDZw9gI
SixTONES(3位)
3位には『SixTONES』の新曲「ABARERO」のミュージックビデオがランクイン。
歌詞にもある「完全にあげる Shelter、炎上かっ飛ばす blah」のように車や夜の都会の景色、レーザーが飛び交うダンスシーンなどかっこよさと激しさを表したMVとなっている。暗がりの中歌うリップシーンは感情が表情から伝わるほど現れており、SixTONESの技術力の高さが伺える。
SixTONESはジャニーズJr時代(デビュー前)から人気を確立し、ギラギラとしたイメージが特徴である。そんな彼らのシングル9枚目にしてのHIPHHOPナンバーは、まさに“SixTONESらしさ”を表しており、ファンだけでなく様々な層に刺さる一曲といえる。
https://www.youtube.com/watch?v=jEHYWTcIpmg
優里(4位)
4位にランクインしたのは『優里』の「恋人じゃなくなった日」のミュージックビデオ。2022年3月29日発売の2ndアルバム「弐」の収録曲である。
これは優里の大ヒット曲「ドライフラワー」や「かくれんぼ」などを手掛けたエリザベス宮地が監督し、ドライフラワーの最終章の始まりを描いたMVとなっている。
カップルの写真や映像とともに男女の何気ない日常を“○○の日”と表している。フィルム風の写真が「思い出感」を表し、この歌詞と映像に共感する人も多いのではないだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=ysqGvafOcaQ
JO1 (5位)
日本が世界に誇るあらゆる魅力を「HOT JAPAN」と位置づけ、『JO1』・賛同企業・自治体や官公庁と共同して日本国内から世界中に発信するプロジェクト「HOT JAPAN with JO1」。その第2弾となる映像が5位にランクインした。
本映像は、日本の夏の風物詩である青森のねぶたを舞台としたパフォーマンス。夏の風物詩ねぶたが、冬景色と異色のコラボレーションした迫力満点の映像を堪能できる。
披露した楽曲は『YOLO-konde』。世界中で人気のK-POPボーイズグループ『Stray Kids』が作曲・提供し、『JO1』のメンバー自らが作詞したことで、日韓のグループのコラボレーションが話題となった。
今回はさらに、日本の文化を象徴する「ねぶた祭り」とのコラボとなっており、音楽を通して日本の文化や土地を知ってもらえる素敵な機会となっている。
“頂上を目指して旋風を起こす俺らについて来い“という力強い歌詞が特徴的な本楽曲と、雪とねぶたの中で魅せる熱いパフォーマンスが強烈な魅力を放っている。
https://www.youtube.com/watch?v=ByV0As8YxJg
XG(6位)
『XG』の3rd シングル「SHOOTING STAR」の振り付け動画が公開され6位にランクイン。1月25日に公開されたミュージックビデオは、2859万再生を獲得している。(3月6日時点)
XGのMVは現在流行している“Y2K(2000年頃に流行したファッション)”を表したものが多く、今回もカラフルな衣装にファンシーな背景、アームウォーマーやユニコーンやニコちゃんマークがプリントされたTシャツなど現代らしさもありつつ、どこか懐かしさも感じさせる要素多く詰まったものとなっている。
動画冒頭では、黒を基調とした衣装で緑や赤、ピンクなどを差し色に使ったファッションを披露し、途中でカラフルな衣装でネオンを使った演出が印象的である。
本動画は、ミュージックビデオとは異なり振り付けをメインに捉えている動画となっているので。彼女たちの可愛いらしい表情から力強いダンス、無駄のないフォーメンションを十分に堪能できる動画となっている。グローバルに活躍するXGの今後の活躍に期待したい。
https://www.youtube.com/watch?v=G8GHuJcNWtI
優里ちゃんねる【公式】(7位)
7位にランクインしたのは『優里ちゃんねる【公式】』で公開された「アイカギ」のミュージックビデオである。ばんばんざいの“みゆ”がMVに出演していることで話題を集めた。
アイスを食べながら始まるこのMVはリアルな「彼女感」が垣間見え、今までのイメージからは想像できない姿に多くの人が引き込まれるであろう。また寝起きや射的で遊ぶ姿は歌詞と上手くリンクしており、何度も見返したくなる。
さらに優里特有の“エモさ”が発揮され、新たな優里ファンを獲得したであろう。
https://www.youtube.com/watch?v=K97qqyeNPIM
HoneyWorks OFFICIAL (8位)
8位には『HoneyWorks OFFICIAL』の「木曜日のスキャンダル feat. 成海聖奈(CV:雨宮天)」がランクイン。
アイドルと一般人の交際を週刊誌に撮られてしまった話を歌詞にしたこの楽曲は、アイドルの恋愛に対する心境や行動をポップに表しており、アップテンポな曲調とMVのアニメ映像がヒロイン(成海星奈)の強さをしっかりと表現している。
成海星奈が歌う楽曲は、「日曜日の秘密 feat.濱中翠・成海聖奈(CV.:Gero・雨宮天)」「水曜日の約束-another story- feat. 成海聖奈(CV:雨宮天)」など曜日を題材にしたものが多くリリースされているのが特徴である。
大人気声優『雨宮天』のキャラクターボイスという特別感も相まって、多くの人気を獲得している。
https://www.youtube.com/watch?v=YCkoDUhYSUs
天月-あまつき-YouTube Official Channel(9位)
9位は『天月-あまつき-YouTube Official Channel』の歌ってみた動画であり、DECO*27の“ヒバナ”を 歌い手の「超学生」と一緒に歌っている。
高音を持ち味とした天月の歌声と低音が特徴的な超学生とのバランスの良い調和が3分間で堪能できる動画となっている。二人のハモリ方といい、ファンにはたまらない歌ってみた動画であるだろう。
天月は3/9(木)と3/10(金) の2日間、国立代々木競技場第一体育館で 『ムーンライトパレード〜sweet sugar&sweet bitter〜』のライブが決定しており、この歌声を生で聞きける良いチャンスである。
https://www.youtube.com/watch?v=lnA29nmcyAo
Stray Kids Japan Official YouTube(10位)
TikTokで大流行した『Stray Kids』の「CASE 143-Japanese ver.-」MVを、メンバー全員で鑑賞するリアクション動画が10位にランクイン。
本MVは韓国語verのMVをイラストで完全再現したMVになっており、イラストレーターの「可哀想に!」が担当している。
作風はポップな絵柄で、メンバーたちが可愛らしく描かれている。特に「ほっぺ」が特徴的で、アニメーションを見ているメンバーは仕切りに「ほっぺ」に触れている。
また、『アイエン』のイラストは、特徴的な切長の目を描いているが“目を閉じている”ように感じられるため、他のメンバーからいじられてる様子も仲の良さを感じられる微笑ましい動画となっている。
※実際に歌ったり踊ったりしている動画ではないが、MVが流されており、それについてコメントしている動画のため、今回はランキング対象とする。
https://www.youtube.com/watch?v=NdC6oqYjVA4
- 【Digital Creators】YouTubeで人気の動画を週間ランキングで発表。
Digital Creatorsは、YouTubeの人気チャンネルや動画などのランキングデーターを無料でチェックできるサイトです。YouTube動画再生数ランキングは、週間ランキングや月間ランキングや年間ランキングなど期間別のランキングのほかに、ジャンル別ランキングなど、様々なデーターを公開していく予定です。
また、広告代理店や、YouTubeをプロモーションで活用したい企業の方に向けに、有料で、詳細データーも提供しています。※DigitalCreatorsについてのプレスリリースは、別途、実施を予定しています。
- 【運営会社:株式会社アナライズログについて】
弊社は、YouTuberなどの『クリエイター・ファースト』のエコシステムの構築、ならびに、アニメや漫画など日本コンテンツ企業のYouTubeをはじめとしたデジタル戦略作成&運用サポートを目的として、2018年5月に設立。現在はインフルエンサーのエージェントから、デジタル系広告代理店へと事業拡大を行なっています。
創業者チームはGoogle/YouTube、avex、みずほ銀行、人気YouTuberでの様々なバックグラウンドを持っており、YouTubeに関するノウハウだけでなく、テック&エンタテインメント&ビジネスにも強みを有しています。
従来の事務所型専属モデルではなく、エージェントという新しい形でオンラインクリエイターの新たなエコシステムの構築を目指しており、世界No.1YouTuberと言われる『Ryan’s World』(*)や『すしらーめん《りく》』、『こたみのチャンネル』、『せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii』、『ホモサピ』などの人気YouTuberを中心にエージェント契約を締結。