※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
SBSドラマ「車輪」12話(視聴率3.5%)では、息子ジフン(チョン・テクヒョン)が生前に性的暴行をしたという事実を知ったヘジュ(キム・ヒョンジュ)とジュンド(パク・ヒスン)が混乱と葛藤に包まれる様子が描かれた。
ヘジュはジュンドから連絡をもらって議員室に向かった。再び同じ悲劇が繰り返された亡くなった息子の性犯罪の知らせ、何よりその被害者がスビン(チョン・スビン)であることがさらに信じられなかった。しかしジュンドは記者会見を開いて謝罪をし、性犯罪被害者のための「ナム・グンソル法」発議を予告した。ヘジュはそんなジュンドの態度に涙を流したが、ジュンドはスビンが性的暴行の被害と妊娠の事実を暴露すると脅迫してきたとし「先制的対応だけが唯一で最善の方法だ」と言った。ところがヘジュはジフンも利用しているのではないかと疑うようになった。
家族の亀裂は中学生の娘ユンソ(チェ・ミョンビン)にも影響を及ぼした。国会議員の父親とやらかした兄のニュースは、いつでもどこでも接したが、「性犯罪者の家族」になってしまったユンソは親友のダソム(カン・ジウ)ともめた。これでヘジュは学校に呼び出され、ダソムの母ジス(ク・シヨン)と帰る途中に病院の前でスビンに会った。ヘジュは逃げていくスビンを捕まえて「本当にジフンがそんなことをしたの?」と聞いた。しかしスビンはジフンから性的暴行を受けておらず、絶対に脅迫はしていないと答えたのだった。
ジュンドの主張は一貫していた。ヘジュがスビンに会った時の話を伝えると、事実を証明する病院の記録があるだけで、自分は法を変えるために息子を悪者にしたのではないかと怒りをあらわにした。その時、ジュンドの記者会見を見たジフンの実の叔父がやってきた。ジフンの生母で妹スヒョンに続いて、甥っ子まで失った彼はジュンドをつかんで怒りを爆発させた。
これを見たヘジュは心が痛んだ。しばらく忘れていたが、ジュンドが自分にとってどんな夫だったのか、ジフンにとってどんな父親だったのか、誰よりもよく知っていた。その後、ヘジュはジュンドを疑ったことを謝り、二人は複雑な心境で涙を流した。
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