ひとつのコンテンツが様々な分野に変貌する「OSMU(one source multi-use)」が拡散する中、最近ドラマで披露された「アイランド」が注目されている。
「アイランド」は済州島の数多くの妖怪から人々を守る「バン」「ウォン・ミホ」「ヨハン」が繰り広げるファンタジーアクションもので、1997年にモノクロ漫画で初お目見えされた。韓国の伝統物語と宗教を組み合わせたストーリーを華やかな作画で具現化して好評を博した。
作品はこれまでIP拡張を通じて多角化を成し遂げた。2016年には1部の内容のNAVERウェブ漫画連載を皮切りに、1部以降の話を扱う2部を同年にカラーでウェブ漫画として披露した。北米と中国、台湾、日本など海外でも良い反応を得た。
2021年にはアイランドの内容とコンセプトを活用したモバイルゲーム「アイランドM」が発売された。原作者のヤン・ギョンイル作家が開発に直接参加し、予約者60万人を突破して話題を集めた。昨年12月20日には日本で「アイランド」の1部を単行本で再出版し、同月韓国では1、2部の所蔵版を公開した。
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