「取材レポ」パク・ソジュン「bibigoパーティー」で日本のファンと再会。甘い笑顔と愛情でファンの心を鷲づかみ!

続いてキッチンに移動し、パク・ソジュンがおすすめするレシピを紹介することに。料理の前の準備としてエプロンをかけるだけで、会場には拍手と歓声が響いた。そして、腕まくりをしてキッチンの前に立ったパク・ソジュンは、韓国のお正月で食べるという「トックマンドゥクッ(お餅入り餃子スープ)」を作ってくれるという。まず「bibigo牛骨コムタン」を鍋に入れると、このスープについて彼は「このスープは基本的なスープとしてよく食べるのですが、トッククッを作る時もトックマンドゥクッを作る時もよくコムタンスープが使われます。ちょうどbibigoにコムタンスープがあって、味つけも程よく美味しいので実際に僕もよく作って食べています」と説明。

手際よく冷蔵庫から「bibigo王マンドゥ」を取り出すと「僕は普段から3個くらい入れます」と言って鍋に投入。トック(餅)も7、 8個入れると、冷凍の餃子は一度解かし、トックは水でふやかしてから鍋に入れた方が早く出来上がるというポイントも付け加えた。ここまでの材料で5分間煮込むということで、5分間トークのコーナーへ。料理が好きな彼は「料理は好きな方です。自分が作って食べる感動より、誰かに作ってあげるほうがもっと感動するので、家族や友人に会ったらよく作ってあげます」と回答。料理が得意な役を演じながら苦労したことを聞かれると、「料理も本当に上手に見せなければならなかったので、包丁の使い方に慣れるように努力して頑張りました。ただ練習量が少し足りなかったので演技をするときは難しかったです。それよりも大変だったのは、僕は普段右利きなのですが、左利きの役をしなければならなかったときでした。その作品が『彼女はキレイだった』という作品だったのですが、左利きの役だったので2か月間ずっと左手で練習していました。ただ字を書くのは無理でした」と語った。また、役作りで一番神経を使うことについては「最初に考えることは、自分が演じるその人物の台本に出ていない過去や幼いときの育ってきた過程や環境など、どんな人生を生きてどんな感情を持って生きてきた人物なのかについてたくさん悩みます。そしてその環境で生まれるクセや習慣を作っていきます。例えば『梨泰院クラス』では頭を撫でる仕草があるのですが、この人物のなんらかの感情の変化があったときにこの習慣を見せたいと思って作った仕草でした。そういう風に一人のキャラクターを完成させていくと一つのシグネチャーになるかと思い、いつもそんな風に悩んでいます」と熱く語った。

役者魂の伝わるトークをしている間に5分が過ぎ、トックマンドゥクッが完成すると器によそってトッピングへ。錦糸卵・長ネギ・絹さやをきれいに飾り、「韓国の方は海苔を盛り付けるのが好きなので、今日もトッピングしてみます。皆さんのお好みでのせてください。そして、ここにごまなどがあれば振りかけていただいても良いです。キムチも欠かせないので、キムチと一緒に召し上がればより美味しくなります」と細かなポイントも付け加え、出来上がった料理をカメラに見せてにっこりと満足げに微笑んだ。

この料理は古家が試食することに。一口食べると「めっちゃ美味しい。体も温まる」と絶賛。パク・ソジュンは「寒い冬に食べていただくと体が温まります」と伝え、パク・ソジュンのおすすめレシピのコーナーは終了。今回の料理で使ったエプロンにはパク・ソジュンのサインが入れられて、キャンペーンの商品にも追加された。

続いて行われたのは、「2023年の抱負! 書き初めチャレンジ」というコーナー。習字は子どもの頃に2年ほど習っていたという彼は、「上手く書けるかどうか・・・」と不安になりながらも、書き初めをチャレンジすることに。「友、力、食、楽、心、愛」などの漢字の文字から1つ選んで書くことになり、彼は「2023年に限らず、人が生きていく上で大切だと思うのは『愛』だと思うので」と言って「愛」を選択。

会場中の視線が彼の手に集中すると、手を震わせながらも慎重に書いていく。会場から「ファイティン」と声援が送られると、「パク・ソジュン」というハングルの名前も付け加えて完成。「ふー」とほっと一息ついて完成品を掲げると「僕はたまに手の震えが起きてしまうことがあるのですが、ときどきそれがあるのですが、よりによってこんなときに手の震えがひどくなったので恨めしいです。もっと上手く書きたかったのですが、残念です」とうつむく場面も。しかしその「愛」という文字にはパク・ソジュンの溢れる愛が込められているように感じられた。
その愛のこもった色紙は、パク・ソジュンが「愛」という文字を選んで書くだろうと予想したファンの中から抽選で1名にプレゼントされた。

イベントも終盤になると、事前に募集した「パク・ソジュンに言ってほしいフレーズ」で一番多かったフレーズを実際に言ってもらうことに。優しい表情で真っ直ぐ向くと、「みんな、大好きだよ。元気に過ごしてね」と日本語で言って微笑み、ファンを喜ばせた。
活動予定については「作品がオープンされるイベントもあると思いますし、ドラマの撮影もありますし、映画の公開も予定されています。その間にまたこのようにファンの皆さんと会える機会があれば良いなと思ってイルので、こういう機会を作りたいと思います」と、ファンの期待を高めた。

イベントの感想を聞かれると「このパーティーのおかげでみなさんにお会いすることができたので、とても感謝しています。約5年、広告の契約をさせていただき、ご一緒しているのですが、僕のことを選んでいただいてありがたく思っています。そのおかげで今日はこんなに良い日に恵まれました。皆さんもbibigoをたくさん愛してください」と伝え、最後に「僕がこうしてたくさん愛されていること自体がまだ不思議な気がします。僕がお返しできることといえば、良い作品を通してご挨拶することだと思います。それが僕に出来る一番身近なことだと思うので、作品を通してさらに皆さんに近づいていけるようなパク・ソジュンになりたいと思います。みなさん元気にお過ごしください。そして今年は以前あったとても大変だったことを忘れて元気で楽しい年にしてください」と力強いメッセージを伝えた。

そして、大きな拍手に包まれるなか、「ありがとうございます」と言いながら手を振ってステージを去っていった。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

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2023.01.09