しかしクランクイン直前に新型コロナウイルス感染症が流行し、ヨルダンが外国人の入国を禁止するという難関に直面し、制作陣は韓国での撮影を先に進め、海外での撮影分の室内シーンも韓国で撮りながら、ヨルダンの入国許可を推進するというツートラック作戦を進めた。ついにヨルダン政府から、韓国の「交渉」撮影チームに異例の入国許可を得てヨルダン入国がかなったが、コロナによる隔離期間、食料調達、小道具調達、特殊効果など、「交渉」撮影チームはヨルダンでも何度も危機を乗り越えた。
韓国の食事を恋しがる俳優やスタッフたちに、イム・スンレ監督とファン・ジョンミンは直接食事を作ってもてなすなど、「交渉」制作陣はさまざまな難関をチームワークで突破した。こうした困難を経て完成した「交渉」は、どこを韓国で撮って、どこを海外で撮ったのか分からないほど、リアルなプロダクションデザインでアフガニスタンを表現し観客の没入度を高める予定だ。不可能な”交渉”作戦のようにマニュアルもないコロナの状況の中で約300人の制作陣が投入され、無事に撮影を終えた「交渉」は、鮮やかなプロダクション背景に緊張感あふれる予測不能な"交渉"作戦を盛り込んだストーリーで観客を魅了するだろう。
映画「交渉」は来る18日、ただ人質の命を救うために不可能な交渉作戦に乗り出す人々の物語に観客を招待する予定だ。
WOW!Korea提供