HOOKエンターテインメント側が歌手兼俳優のイ・スンギをはじめとする所属芸能人の広告料を横領したという疑惑を否認した。
HOOKエンターテインメントは23日、公式立場を表明し「イ・スンギ氏側が法定代理人を通じて発表したエージェンシー費用の横領関連資料は、極めて一方的な主張だったが、法的に争う素地のある事案だったため、立場表明を保留していた」とし、「HOOKが芸能人に支給するお金の一部を詐取したという内容は、事実ではない」と明らかにした。
これに先立ちイ・スンギは22日、HOOKエンターテインメント代表のクォン·ジニョンをはじめとする前·現職理事らを、特定経済犯罪の加重処罰などに関する法律違反(業務上横領)、および特定経済犯罪の加重処罰などに関する法律違反(詐欺)の容疑で告訴した。
イ・スンギの法定代理人は最近、情報提供を通じHOOKエンターテインメントの前・現職理事らがイ・スンギを騙し、広告モデル料の一部を詐取していたことを知ったとし、「イ・スンギは数年間、広告モデル料の約10%がいわゆる『エージェンシー手数料』の名目で広告代理店に支払われていると思っていたが、実際にはHOOKエンターテインメントの前・現職理事らが、上記のエージェンシー手数料の一部を広告代理店に支払わず、山分けしていたものとみられる」と付け加えた。
それだけでなく、HOOKエンターテインメント側は女優ユン・ヨジョン、パク・ミニョン、俳優イ・ソジンの広告料まで横領していたとの報道もあり、衝撃を与えている。
▲以下、HOOKエンターテインメントの公式立場全文
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