音源チャート1位!NCT DREAMの最新曲「Candy」を聴いてみた!


今回は、NCT DREAMの最新曲「Candy」をレビュー!

「NCT DREAM」は、2016年にSMエンターテインメントからデビューした7人組のボーイズグループ。

デビュー時は全員10代で構成されたグループで、「10代には夢と希望を、大人にはヒーリングを」という名の下、発足した。満20歳を超えるとグループから卒業するシステムだったが、2020年に体制を変更し、既存のメンバーのままグループ活動を続けることが発表された。

そんな彼らが今月16日に発表した、初のシーズンスペシャルアルバム『Candy』は全6曲で構成され、今回レビューするのは同名タイトル曲の「Candy」である。19日のアルバム発売に先駆けて音源は16日に先行配信され、韓国の音源チャートでは今日付けで1位を獲得している曲だ。

タイトル曲「Candy」は韓国の「第1世代アイドル」として当時圧倒的人気を誇った、伝説のボーイズグループ「H.O.T.」のヒット曲。彼らが1996年に発表したファーストアルバムの収録曲「Candy」をNCT DREAMだけの色で新たにリメイクし、原曲の軽快なメロディーと、現代の洗練されたヒップホップの曲調を融合させた編曲となっている。また、NCT DREAMの個性が際立つように、SMエンターテインメントのヒットメイカー「KENZIE」自ら編曲を担い、完成度を高めた曲でもある。

それによって、NCT DREAMバージョンの「Candy」は、あの時、あの時代の匂いを覚えている者たちだけでなく、初めてこの曲を聞く音楽ファンまで、全世代をトリコにするウィンターソングに仕上がっている。

個人的には、サビの振付がH.O.T.のオリジナルと同じなのがとても嬉しい。この曲は「ただ君が好きってそういったんだ これまで準備していたたくさんの言葉は置いておいて」と歌っている時の振付がとても有名だ。リメイクしたとしても、そのサビが持つH.O.T.のイメージがとても強いので振付を変えたとしてもオリジナルの振付が恋しくなってしまうのだが、NCT DREAMバージョンでもサビの振付がそのまま起用されていたので嬉しくなる。

オリジナルであるH.O.T.「Candy」のMVと見比べながらこの曲を楽しむと、リスナーにはさらなる発見があるのではないだろうか。

WOW!Korea提供

2022.12.18