「取材レポ」INI(アイエヌアイ)1ST ALUBUM『Awakening』”覚醒前夜祭“生配信を開催 「ぶち壊して新しく作り上げ、新しい一面を見せたい!」

11人組グローバルボーイズグループINIが12月13日都内某所にて、12月14日発売のファーストアルバム『Awakening』の発売を記念した生配信「1ST ALBUM『Awakening』”覚醒前夜祭“」を行った。
デビューして1年が過ぎ、初めてアルバムを発売することになったINI。ファーストアルバムについて髙塚大夢は「こうしてファーストアルバムを発売できるのは本当にたくさんの方々が僕たちの曲を聴いてくださっているということだと思いますし、アルバムをデビュー1年という良い時に迎えられて本当に嬉しいと思います。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。アルバムの収録曲について藤牧京介は「今回のアルバムは新曲が5曲収録されていて、それにプラスしてファーストシングルからサードシングルまで、そしてオーディション番組の頃からの楽曲も収録されています。自分たちのこれまでの成長とか新曲で新しい自分たちを覚醒した姿をお届けできると思います」と伝えた。

タイトル『Awakening』について尾崎匠海は「日本語で“目覚める”という意味なんですけど、言葉の通り今回のコンセプトが“新たな自分を自覚した瞬間輝く”なので、デビューから1年かん自分たちで向きあってきて、さらに覚醒した姿を見せられるようなアルバムになっています」と説明。タイトル曲「SPECTRA」について西洸人は「この曲は、アルバムのコンセプトは覚醒という意味なのですが、その中でも一番覚醒的な瞬間を表わした曲で、POP POPという弾けるような歌詞もあったりして、特徴的なフックになったりしていて、まさに覚醒ソングです」と、一緒に叫んで欲しいと伝えた。また、この曲は西洸人が作詞に挑戦している。彼は「作詞させていただくのは初めてで、正直難しかったのですが、コンセプトは覚醒とか強気な感じと聞いていたので、強気で書かせていただきました」と伝えた。

「SPECTRA」のMVは、「新たな自分を自覚した瞬間、輝く」を基に凍りついた空間をも解かし、強烈なエネルギーを放ちながら覚醒するというコンセプトになっており、MV公開4日で1400万回の再生を超え、12月12日(月)には2000万回再生を超えた。本作の撮影は韓国で行われたという。撮影中のエピソードを聞かれた佐野雄大は「僕と匠海でバイクに乗るシーンを撮影させてもらったんですけど、2人ともバイクに一回も乗ったことがなくて(笑)。バイクの上で一番かっこいいと思うポーズをとってくださいと言われて、一切思いつかなくて、どうしよーどうしよーってなってたんですけど、結局お互い、いけたってなって(笑)」と撮影を振り返る。一緒に撮影した尾崎匠海は「バイクは乗っていなかったんですけど、仮面ライダーは見ていたのでイメージはできました」と伝え、バイクに乗っているようなポーズを取るが、格好が付かず、MCのミキ昴生に「どうやってそっから覚醒したの?」と突っ込まれる場面も。佐野雄大は「バイクの上に足を乗っけたんですけど」とポーズを取って見せてくれたが、「本番は全部カットされました」と撮影の裏話を話してくれた。
今回のアルバムには新曲が5曲収録されていて、その中の「Dramatic」という曲について聞かれた後藤威尊は「メロディがキャッチーで、後半にかけてリズムがころころ変わってクセになる、楽しんでいただける楽曲になっています。パフォーマンスについては、ReiNaさんに振付を作っていただきました。僕たちはいつも韓国の方に振付をしていただいているんですけど、今回初めて(日本人)だったので、特徴的でキャッチーなかっこいい振付を作っていただきました。めちゃくちゃ楽しいし、メンバー全員ぶち上がっています」と伝え、パフォーマンスの撮影についてのエピソードを聞かれた松田迅は「このPV撮影も韓国で撮影させていただいたんですけど、すごい有名な場所で撮影させていただいて、いろんなアーティストさんがそこでミュージックビデオとかいろいろ撮られていて、僕も興奮しました。深夜4時くらいまで撮影してすごくキツかったんですけど、良い作品を作るためにがんばりました」と語った。

ここでそのパフォーマンスを披露する時間へ。松田迅と後藤威尊が前に出ると、ミキの亜生も一緒に踊りたいということで、3人で踊ることになった。松田迅と後藤威尊の真ん中に亜生が立ち、本番前に軽くレクチャーをし「1、2、3、4と手を出して・・・このときに手を回していただいて・・・」と、難しそうな振りが続くが、亜生は「いける!」と自信満々。「Dramatic」の曲が流れ3人で踊ってみたものの、亜生は激しく動いてなんとなく付いてきているだけでまったく踊れず・・・。一緒に踊った後藤威尊は「っそうですね・・・あの・・・」と言いにくそうに、「やっぱり練習しておいてください」ときっぱり。「お世辞言えないタイプだから」と本音を言って笑いを誘った。
新曲「BAD BOYZ」について池崎理人は「INIらしさ全開のバチバチイケイケソングです。ファーストシングル、セカンドシングル、サードシングルのタイトルが“A”と“I”と“M”なんですけど、そういうのが歌詞に登場したり、ファンの方が喜んでくれるような曲になっています」と伝え、『What you gonna do if we come for you』と歌うところの手をかざす振付は映画『バッドボーイズ』をオマージュした振付とのことで、そこにも注目して欲しいと話した。

続いて田島将吾は、新曲「Runaway」について「新曲の中で唯一のバラード曲です。忙しく慌ただしい日々の中から抜け出して忘れていた夢に向かって一緒にまた歩きだそうという寄り添うような曲になっています」と説明し、作詞にも参加した枯れ葉「楽しく作詞することができました。この中で気に入っているポイントがあるんですけど、そのポイントは『叫びたいけれどどこに行っても結局叫べなかった』という一文です。そこでもどかしさや息詰まった感を上手く伝えられた気がして、そこがお気に入りのポイントです。でも最後には西くんのパートで『やっと君見つけられたこの手繋ぎI’m not lonely』と言って、MINIの皆さんだったりスタッフさんだったりいつも支えてくれている方々を再認識して“俺らは孤独じゃない”という曲になっています」と、歌詞に込められた想いを語った。
新曲「Do What You Like」について聞かれた許豊凡は「今までのINIにはないようなR&Bの曲調になっていて、題名通りに“君のやりたいことをすべてやればいい”というINIからのメッセージが込められています」と説明した。オーディション番組で歌った「Let Me Fly-その未来へ-[INI Ver.]」については、木村柾哉が「オーディション番組のテーマ曲だったんですけど、今回INIの声でお届けしています。僕たちの原点の楽曲なので、オーディションを見ていた方も、その後から僕たちのことを知ったMINIの方でも楽しんでいただけるような楽曲になっています」と伝えた。


アルバム名にちなんだ「俺、これが覚醒したな」と思うことについて聞かれた木村柾哉は「僕じゃないんですけど、威尊のダンスのキレが覚醒しています」と絶賛。それを自覚しているかどうか聞かれた後藤威尊も「あります! 『Awakening』で覚醒しました」と自信満々に答えた。
後藤威尊は「うちには見本になるというか、うまい人がいっぱいいるので、良いところを盗んでます。ベースはキム(木村柾哉)のを見て、キレとかパワーがある部分は西くんとか、ジェスチャーのところはタジ(田島将吾)を見たりとか、本当にみんな一つ一つあるんです」と、メンバーをリスペクト。
続いて松田迅が「顔です!」と真っ直ぐな視線で堂々と答えると「1年間のデビューさせていただいた時は19歳になったばかりで、あれから1年経って髪の毛も伸びましたし、昔の写真を見ていると可愛らしい顔つきでした。今は可愛いもありますが、かっこいいもあったり、セクシーな感じもあったり・・・。僕は自分のことが大好きなので」と、堂々と答える姿に驚きつつも、「みんな顔つきが男らしくなった」と感慨深く話した。

INIは、12月17日の愛知公演を皮切りに、大阪・福岡・東京で初のアリーナツアーが開催される。ツアーについて聞かれた髙塚大夢は「今まで“A”、“I”、“M”、“Awakening”というシングルとアルバムを発売させていただいたのですが、アリーナツアー自体が1つの集大成になっていると思います。MINIの皆さんとINIの愛が感じられるようなツアーになると思います」と、ツアーへの期待を高まらせた。


最後に木村柾哉は「ツアーが始まりますが、今回お会いできるMINIだったり、2023年はまだ行けていない場所に行って、まだお会いしていないMINIの皆さんにたくさん会える年にしたいなと思っています」と来年の抱負を語った。
今回の模様はINI公式のTwitter、Instagram、TikTok、YouTubeチャンネルで生配信されていたため「#INI_Awakening前夜祭」のついたハッシュタグイベントも行われ、ツイートに答える時間も設けられた。ツイートには、「INIが生きる楽しみ」「夜ご飯を食べながら家族と一緒に見ています」「タイから見ています」と国内外からのMINIからのメッセージが届き、海外でも人気の高さを証明した。

(2ページに続く)

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2022.12.14