歌手イ・スンギ側「明白な詐欺」VS HOOKエンタ「債務精算合意書の作成」と対立

 

これに先立ち、25日HOOKエンターテインメントはクォン・ジンヨン代表の言動に対し謝罪し、「2011年に専属契約を終了したが再び専属契約を締結した当時、これまでの精算内容などを互いに確認し、金銭的な債権債務関係を精算し、この事実を確認する内容の合意書を作成した」とし、「HOOKエンターテインメントがイ・スンギに対し一度も音源の精算をしなかったという内容は事実と違うという点を明らかにする」と伝えた。

このような葛藤は去る15日、イ・スンギがHOOKエンターテインメントに内容証明を発送し明らかになった。イ・スンギは、HOOKエンターテインメントに音源料の未精算と関連した内容証明を発送、イ・スンギが参加したすべてのアルバムの流通に関する収益内容を公開し、これに基づく未支給の音源料を精算することを要求した。

以降21日に韓国のマスメディアDispatchは、イ・スンギが去る2004年6月のデビューから約18年に発表した22のアルバム、137曲に対する音源の収益が精算されていないことを報道した。Dispatchによると、イ・スンギが2009年10月から2022年9月まで稼いだ音源収益は96億ウォン(約9億5000万円)だ。

続けてHOOKエンターテインメントが2004年から2009年までの音源の精算資料を遺失したとした。音源の収益96億ウォンには、この5年分が含まれていない。この時期にイ・スンギの発表曲としては、「僕の女だから」、「削除」、「結婚してくれる?」などがある。

これと関連して連絡を受け付けてなかったHOOKエンターテインメントは、「全てのことは私の不覚で不徳の致すところで、恥ずかしく申し訳ない気持ち」とし、「HOOKエンターテインメントや私個人が、法的に責任を負わなければいけない部分が明白に確認されたら、退いたり避けたりせずにすべての責任を負う」という立場を明らかにした。

WOW!Korea提供

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2022.11.29