“セクハラ・暴行・虐待受けた…”「OMEGA X」、涙の記者会見

また「メンバーたちが受けたセクハラ被害は、単に男女間の性的な問題ではなく、不当な権力がどのように夢を持った若者たちの人権を蹂躙(じゅうりん)するかの問題だ。メンバーに対する精神的な虐待も関心を持つべき必要がある」とし「メンバーが活動をしたがっているということを言い訳に1年以上も続いた。しかし、メンバーたちは自分たちの夢と幸せ、本当の幸せのために、今後このようなことが発生しないでほしいと思って勇気を出した。メンバーたちが夢を失わないように法律的な措置に乗り出す」と声を高めた。

ノ・ジョンオン弁護士は、カン代表の刑事告訴容疑について問われると「暴行、脅迫、業務上威力による強制醜行(強制わいせつ)、不当な清算を強要した恐喝容疑で刑事告訴する計画だ。まず、OMEGA Xの専属契約解除が優先だ。迅速に専属契約解約仮処分を提出しており、慰謝料規模は順次算定する計画」と説明した。また、代表カン某氏の暴言、暴行およびセクハラ行為に対して「すべての写真と映像が確保されている」と付け加えた。

「OMEGA X」は去る7日、法務法人エスを通じて、グループ名「OMEGA X」に対する商標権申請を終えた。英語名「OMEGA X」とファンダム名「FOR X」、今回の事態を知らせるためファンが作ったハッシュタグ「PROTECTOMEGAX」まで含まれた。

ノ・ジョンオン弁護士は「現在、法務法人の名前で出願された状態だ。OMEGA Xのメンバーたちが新しい居場所を見つかれば、そちらに譲渡する計画」と明らかにした。

これと関連して、今後の活動および今後の計画について尋ねると、ジェハンは「OMEGA Xの今後の計画は、僕たちがあきらめずにここまで、今まで走ってきただけにOMEGA Xメンバーとファンの皆さんを守ること」とし「僕たちがあきらめずに今後も11人が一緒に活動しようと毎日、悩んでいる。ファンの皆さんと一緒に11人が良いステージに再び立つことができるように多くの可能性をおいて悩んでいる。これからOMEGA Xの今後の活動に多くの関心を持っていただけるとありがたい」と答えた。

去る9日、「OMEGA X」は新しいコミュニケーション窓口を開設した。ジェハンは「11人が開設したインスタグラム(Instagram)で今後もファンの皆さんとコミュニケーションを取る予定だ」と話した。そんな中、彼は「ファンの皆さんに伝えたい言葉は…」と、しばらく言葉を続けることができなかった。

涙をこらえていた彼は「本当に誰よりもファンの皆さんの力があったからこそ、僕たち11人全員が今この場まで来ることができたし、勇気を出すことができたと思う。そのため、OMEGA Xの11人は諦めず、引き続き良い姿で音楽をして、ステージを披露しながらあいさつしたい」と涙を流した。

最後に「OMEGA X」は、「今は僕たちが守らなければならないファンの皆さん、家族、そしてメンバーのために勇気を出すことに決めた。この世のどこかで不当な待遇を受けて働いているすべての方々が、きょう僕たちの声を聞いて少しでも勇気を出すことができればと思う。これからOMEGA Xの11人は最後まで、諦めずに進んでいく」と固い意思を伝えた。

一方、「OMEGA X」は昨年6月、1stミニアルバム「VAMOS」でデビュー。メンバー全員がオーディション番組や既存グループ出身で構成され話題を集めた。

WOW!Korea提供

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2022.11.16