「OMEGA X」テドン、事務所からの不当待遇を告白「休みなく1日に15~17時間練習」「スマホ押収」


韓国ボーイズグループ「OMEGA X」のテドンが所属事務所SPIREエンターテインメントから受けた不当な待遇を打ち明けた。

「OMEGA X」は16日午後、ソウル・ソチョ(瑞草)区の弁護士会館で、専属契約解除に関する記者会見を開いた。会見には「OMEGA X」のメンバー11人と法律代理人法務法人エスのノ・ジョンウォン弁護士、ソ・ジュヨン弁護士が出席した。

メンバーのテドンは「すべての会社がそうではないと思うが、K-POPを夢見る多くの練習生、現在活動中のアイドルも不当な待遇を受けていると思う」と慎重に口を開いた。続けて、「僕の場合は、1日も休みがなく15時間~17時間練習させられた。強制的に携帯電話を押収するなど不当な待遇があった。パスワードを聞かれ、メンバー個々人の連絡内容を確認するなどの監視もあった」と吐露した。

テドンは結局、「頻繁に暴言や暴行もあったため、毎日つらい人生を生きていた」と涙を抑えられなかった。

これを前に先月23日、オンラインコミュニティーを通して「OMEGA X」が事務所代表のカン某氏から暴言および暴行を受ける映像が拡散し、物議を醸した。これに事務所側は「互いに足りない部分などを話しながら、感情が高ぶった」と釈明。しかし、騒動は収束せず、カン氏が自主退職するに至った。

一方、「OMEGA X」は昨年6月、1stミニアルバム「VAMOS」でデビューした。メンバー全員がオーディション番組や既存のアイドルグループ出身で構成され注目を浴びた。

WOW!Korea提供

2022.11.16