<梨泰院事故>一週間の記録!"犠牲になった人々を哀悼、同じことを二度と繰り返さないため"

インタビュー中…「私たちが退避できるようになった時、振り返って一人でもつれて帰ることができれば…そういう残念な思いが残っています。心肺蘇生法を受けながら、多くのかたが横になっていた。その姿が眠る前に目を閉じると思い浮かぶんです。見えるんです。それを忘れたくて祈り続けています。本当に申し訳ないと、助けてあげられなくて…」

本当に防げなかったのか

圧死事故を憂慮する11件の通報があったにもかかわらず、警察はたった4回しか出動しなかった。昨年も、5年前もハロウィーンの狭い路地は人でにぎわっていた。イテウォンのある住民は今回のハロウィーンも例年と変わったことはなかったという。だが、なぜ今年はこれほど多くの人が命を落とさなければならなかったのか。

ヨンサン(龍山)区庁長がメディアに出演した際、安全に気をつけると広報したが、実際には交通管理さえまともに行われなかった。 その理由についてヨンサン区は、「自分たちが主催する行事ではないため、積極的に介入しなかった」と釈明した。 行政安全部長官は昨年より多くの警察を動員したと言ったが、安全管理ではなく麻薬など犯罪の取り締まりに集中していたことが明らかになった。 今回の惨事に対して誰一人、謝罪したり責任を負おうとしなかった。

 

2022.11.04