「BTS」、入隊を控え個人活動ラッシュ…年末は仕事で埋める


韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」メンバーたちが続々とソロ活動に乗り出し、ファンの年末の予定を隙間なく埋めている。

1日、所属事務所BIGHIT MUSICは「『BTS』RMがソロアルバムを発売する予定だ。現在、準備中だ」と明らかにした。これでRMはJ-HOPE、JINに続く3番目のソロ走者になった。

「BTS」はこれまでソロやユニット活動がほとんどなく、グループ中心の活動を行ってきた。 実際、メンバーたちが個人疎通SNSを開設したのも昨年12月で1年も経っておらず、創作エネルギーの枯渇とアイデンティティに対する悩みなどの理由でグループ活動をしばらく休むと明らかにして、5か月程度が過ぎた。

7人のメンバーが一丸となって作り出すシナジーと粘り強い友愛は、「BTS」が持つ大きな強みであり、彼らと志を共にするファンダムもそれにともないさらに結集する雰囲気を持った。そのように個人活動を最小化していた「BTS」であるため、軍入隊およびソロアルバムに転換点を迎えることになった彼らの今後の歩みに関心が集まっている。

男性アイドルの年齢が上がるほど、兵役による空白が取りざたされるのは避けられない手順だが、「BTS」の場合、兵役特例が政界で議論され、賛否両論に別れたが、この過程でメンバーたちの発言権はほとんど排除されたまま外部が論戦を起こすかと思えば、一部では軍入隊を言及したSUGAの歌詞について蔑視に近い非難を浴びせたりもした。

そんな中「BTS」は最近、釜山エキスポ誘致祈願コンサートの直後、入隊延期を電撃取り消し、入隊を公式化した。1992年生まれで最年長のJINが一番先に入隊手続きを踏むことになり、これにJINは先月28日コールドプレイと作業したソロシングル「The Astronaut」を発表し、好評を得ている。当初、早くから入隊を準備中だったという事情がソロ曲を発表した後、心境を告白したJINによって明らかになったりもした。

JINの後を継いだRMは、ソロアルバムだけでなく、バラエティでもお茶の間を訪れる。 tvN「知っておいても役に立たない神秘的な人間の雑学辞典-(原題)」のMCとして合流した彼はtvN「脳セク時代―問題的男」以後7年ぶりにバラエティに出演する予定だ。バラエティへの出演もやはり、これまで「BTS」の歩みでは珍しかった活動で、JINもやはり最近ウェブバラエティ「つまらないものですが」やSBS「ランニングマン」への出演で話題を集めた。

BIGHIT MUSICと「BTS」のメンバーたちは、2025年に完全体活動の再開を希望していると明らかにした。このため、他のメンバーも近いうちに入隊手続きを踏むと同時に、より活発なソロ活動を繰り広げるものと見られる。さらに成長して戻ってくる彼らの第2幕を期待してみる。

WOW!Korea提供

2022.11.02